エクストリュージョン症例集2022③〜準備編〜
こんにちはハートフル総合歯科グループの野田裕亮と申します。
今回からはエクストリュージョン症例集2022の第3弾をお送りします。
以前は医院H Pでブログを書いていますので、よろしければこちらを見てくださいとご案内していたのですが、最近ではブログを見てきましたと先に見ていただくことが多くなりました。ブログでの情報発信を続けていて良かったなとしみじみ思います。
話を戻しますね。
以前のブログのリンクはこちらになります。
ご自身の状態に似たものがあればイメージつきやすいと思いますので是非ご覧ください。
エクストリュージョン症例集2022①〜準備編〜
エクストリュージョン症例集2022②〜準備編〜
過去のブログも多数ありますので、
タグ(T A G)から「Dr.野田」もしくは「エクストリュージョン」と選んでいただければ
過去のブログへ飛ぶことができます。
今回はエクストリュージョン〜準備編〜
患者さんは昔かぶせたセラミックが土台から外れてしまったという主訴でいらっしゃいました。
見ると歯肉縁ピッタリのところまで歯がなく、今のままではフェルールが足らず、なんとか被せ物まで戻っても将来的にまた脱離を起こしたり、最悪の場合歯根破折を招いてしまいます。
フェルールに関しては以前のブログをご参照ください
痛くないのに抜歯!?①必要な歯質、フェルールについて
そこでフェルール確保のための治療法
・エクストリュージョン
・クラウンレングスニング
・外科的挺出法
の3つの治療の中から一番負担が少なく、隣在歯にもストレスの少ない
エクストリュージョンを選択することになりました。
他の治療に関しては以下をご覧ください
歯肉を切って歯を保存する!? フェルール確保のためのクラウンレングスニングとは
歯を抜いて歯を保存する!? フェルール確保のための外科的挺出法とは
当日は矯正器具の型取りを行い、次回から矯正器具の取り付けをしていきます。
次回はエクストリュージョン症例集〜矯正実践編〜を送りします。
保存不可能と言われた場合、
もしかしたら「保存的治療」によって治せる術があるかもしれません
抜いてしまうその前に一度ご相談ください。
あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・