根管治療

三鷹ハートフル歯科総合グループ式【根管治療】 ROOT CANAL 根管治療
POINTS

再発しにくい「精密根管治療」をご提供します。
当院の根管治療はできるだけ保険内で対応しております。すべてが自費治療ではありません。安心して、治療をお受けください。

・三鷹ハートフル歯科総合グループ式「精密根管治療」7つのポイントについて>>
・根管治療の再治療をお考えの方はこちら>>

根っこの治療(根管治療)について

根管治療とは

根管治療とは

根管治療(根っこの治療)とは、むし歯が神経まで到達してしまった場合に、神経の通る管(根管)の神経を取り除いて、根っこをキレイする治療の事です。歯根治療とも呼ばれます。
根管治療の目的は、むし歯によって駄目になってしまった神経をきれいに取り除いて、無菌的にその管を封鎖し、唾液中の細菌が歯に侵入することを防ぐ事です。
結局、根管治療は、根管内を無菌的に封鎖することに尽きるのです。

根管治療の必要な条件

根管治療に必要な条件は3つあります。
それは、

  • ラバーダム(ゴムのマスク)
  • マイクロスコープ
  • CT

①ラバーダム(ゴムのマスク)
https://www.youtube.com/watch?v=9MriTlznkF4

②マイクロスコープ
https://www.youtube.com/watch?v=hQ8K3Y6wsf4

③CT
https://www.youtube.com/watch?v=ED-2Roqogjc

根管治療に重要なのは根管内の細菌の除去、減少です。
①ラバーダムをして唾液の浸入や細菌の感染を防いだ環境で根管治療を行います。
②マイクロスコープを使用して、根管内に感染物や歯質のハセツ、パーフォレーション(歯に穴が開いた状態)を見つけられ、正しい診断、治療が行えます。
③CT画像を使用して歯根や病巣の三次元的な形態やマイクロスコープでは見つけられない根管など正しい診断が可能となります。
三鷹ハートフル歯科総合グループでは、根管治療を欧米の標準的な設備を整え、保険内でも「自分の受けたい医療」という意味でしっかりとした内容の治療を行っております。
三鷹ハートフル歯科総合グループでは、根っこの治療になってしまっても、永く使ってもらえるように、根っこの治療にも設備の充実、技術の習得を心がけております。
ご自分の歯で生涯お食事ができるよう努力しております。
健口長寿のお手伝い!
根っこの治療は、歯の保存には、死活問題になっていきます。

保険内のマイクロスコープを使用した根管治療を希望される方へ

三鷹ハートフル歯科総合グループではマイクロスコープを使用した根管治療はすべて保険内で行っております。
マイクロスコープを使用しないと根管内の感染物やハセツ、パーフォレーション(歯に穴が開いた状態)等を見つけられません。
根管治療で重要なのは細菌の除去、減少です。根管内に感染物があった状態では治療後に痛みや腫れ等予後が悪いです。
正しい診断をして治療を行う為にはマイクロスコープは必要です。
そのために三鷹ハートフル歯科総合グループでは保険内でマイクロスコープを使用して根管治療を行っております。

なかなか痛み・腫れ・違和感が引かない方へ

根管治療において最も重要なことは、細菌を減らすことです。
根管治療を行う上で、根管内に唾液が入ってしまうような環境下では無菌的処置が行えないため、 根管内に細菌が侵入してしまい、痛みや違和感がひかない原因となります。
三鷹ハートフル歯科総合グループではほとんどの症例で根管内に唾液が侵入しないためにラバーダム防湿を行い、根管内の無菌的処置を行っております。
また、痛み、腫れの引かない原因として、根にヒビや穴が空いてしまっている可能性もあります。そういった状態は肉眼で見ることはほとんど難しい為、正しい診断をして治療を行う為にはマイクロスコープが必要です。当院ではマイクロスコープを使用した根管治療を保険内で行っております。

根に穴があいている方

根に穴があいている方

根に穴があいている方の場合は、そこから異常出血、そして細菌感染が起こります。そのような場合には、痛みや歯肉の腫れ、違和感などが症状として生じることがあります。
根に穴があいている場合は、MTAセメントによって修復することで治る可能性があります。
但し、MTAは保険適用外の材料になりますので、詳しくは担当のドクターまでお問い合わせ下さい。

根管治療の流れ

当院での根管治療の流れは下記のような流れになります。

  • 1初診時

    初診時
    • カウンセリング
    • 問診
    • レントゲン撮影
    • 冠除去
  • 2根管治療

    根管治療
    • ラバーダム、ズー、マイクロスコープによる精密根管治療
    • CT撮影
  • 3診断・説明

    診断・説明
    • 根管治療の続き
    • マイクロスコープによる画像を用いて説明
    • CTによる画像診断
  • 4処置

    保存可能な場合
    • 根管治療
    • 外科的根管治療
    • MTA
    被せ物作製
    保存不可能な場合
    • 抜歯
    被せ物作製
    保存可能な被せ物作製
    保存不可能な被せ物作製
  • 5メインテナンス

    • 定期的な予後のチェック
    • メインテナンス

治療後のメンテナンスについて

メインテナンスはどこの歯科医院で受けても同じ?!

三鷹ハートフル歯科総合グループではマイクロスコープを利用した根管治療を行っているため、多くの患者様が根管治療を受けに遠方より来院されています。
しかし、根管治療だけで、被せ物の製作やメインテナンスは、通いやすい最寄りの歯科医院に任せるという方もいらっしゃいますがそれで良いのでしょうか?
根管治療をしっかり行っても、その後の治療が原因で歯を失うこともあります。
それは、歯科医の考え方や治療次第で、歯の寿命はどのようにでも変わってしまうからです。
患者様の歯のことを一番理解しているのは、他ならぬ根管治療を受けた歯科医院ですので、継続的に治療を受け、引き続きメインテナンスを受けるのがいちばん安全で安心だと考えます。
患者様が本当に願うことは、マイクロスコープで治療を受けることでなく、自分の歯を保存し、将来に渡って自分の歯で食事ができることだと思います。

  • 根管治療100問100答第1章 

    Q 1.根管治療にはどのくらいの時間がかかりますか?また、通院は何回くらいする必要がありますか?
    A
    患者様の症状によって異なりますが、通常は30分です。通院回数は2~4回が平均的です。
    Q 2.どうして歯の神経を取らなくてはいけないのですか?
    A
    虫歯が神経にまで達すると、細菌が神経に感染します。
    神経の中に感染が起こると炎症が起こりと、咬んだ時はもちろん、何もしなくても強い痛みをともない、神経を取らない限り痛みは取れません。
    Q 3. 何度も通院するのはどうしてですか? もし治らなかったらどうしますか?
    A
    根管治療は、複雑な歯の根の中を洗浄して殺菌・消毒していく治療です。
    何度か通院していただき細菌や汚染物質が残留しないように注意する必要があります。
    痛みが消えない場合もあります。
    その時は、マイクロスコープやCTを使い診断を行います。
    原因がわかれば、歯根端切除術やレーザー治療をして治癒させることができます。
    しかし、痛みの原因が分かり治療不可能な場合は、抜歯せざるえないこともあります。
    Q 4. 何年も前に治療した歯の内部に芯が入っているそうです。根管治療できないので、切開するといわれたのですが大丈夫なんでしょうか?
    A
    歯の内部に芯が入っている場合、超音波で接着材を破壊することで除去することが可能です。 心配せずにお任せください。
    Q 5. 被せものに穴をあけて再根管治療を行いました。その後穴を被せた形跡がないのですが、このままでいいのでしょうか?
    A
    当院では、必ず根管治療後に新しい被せものにしますのでご安心ください。
    Q 6. 根管治療したにもかかわらず、咬むと痛みます。治療がうまくいかなかったのでしょうか?
    A
    根管治療後は一時的に痛むことがありますが、すぐに治まりますので心配はいりません。
    長期間に渡っていたり、我慢できないような痛みがあればすぐに歯科医院に相談しましょう。
    Q 7. 神経を取るため歯を削りましたが、とても大きな穴があきました。そこまで削る必要があるのでしょうか?
    A
    虫歯で悪くなったところをすべて除去しなければならないため、歯を大きく削ることがあります。
    外見ではわからなくても、歯の内部に虫歯が広がっていることもあるのです。
    根管治療の作業をしやすくするために穴を大きくすることもありますが、必要以上に歯を削ることはありませんので、ご安心ください。
    Q 8. 根管治療には針のような器具を使うようですが、治療中は痛くないのでしょうか?
    A
    必要に応じて麻酔をするため、特殊なケースでない限り治療中の痛みはないでしょう。
    Q 9. 根管治療した歯でもずっと使えますか?
    A
    長期間できるだけ劣化することのないような歯科用素材を治療に使いますが、稀に治療後の被せものが古くなったり、咬み合わせが変化したりすると再治療しなくてはならないことはあります。
    神経治療した歯は、破折のリスクがあります。
    できればそこまで考えたセレック治療をお勧めします。
    また、日頃のケアと定期検診により、歯の健康維持とバランス良い咬み合わせを保つことが根管治療後の歯を長持ちさせることにつながります。
    Q 10. 神経を取る薬には、副作用がないのでしょうか?周囲の組織に悪影響がないか心配です。
    A
    医師の指示通りに通院すれば悪影響はありませんので、ご安心ください。
    Q 11. 以前、他院で根管治療をした歯が痛みます。根管治療が失敗したということでしょうか?
    A
    歯の痛みには様々な原因がありますので、断言はできません。
    もしかしたら、その痛みは根管治療をした歯が原因ではないということも考えられます。
    ただ、根管治療が失敗したことで痛みが出るということもあり得ます。
    いずれにせよお早めにご来院ください。

    歯のトラブルは何事も早期発見・早期治療が大切です。
    Q 12. 根管治療とは何ですか?
    A
    「根管治療」とは、歯の神経をとる「抜髄」と細菌感染した根管の中をきれいにする「感染根管治療」に分けられます。
    その目的も治療法もほとんど同様で、死んでしまったり細菌におかされた歯髄や汚染された象牙質を取り除き、根管を清掃・消毒してから細菌が繁殖しないように、根管内を密封します。
    Q 13. 高度な根管治療は自費診療でしか受けられないと聞いたのですが?
    A
    どうぞご安心ください。当院では「歯で悩みを抱えている方を少しでも多く救いたい」という願いから、保険診療にて精密な根管治療(マイクロスコープ、歯科用CT)を提供しています。
    Q 14. 治療のための治療時間・通院回数はどれくらいかかりますか?
    A
    状態によって異なりますが、目安として根管治療だけでしたら、抜髄の場合30分/1回で通院は2回、感染根管の場合は、30分/1回で通院は2~4回以上かかる場合もあります。特に他院で治療を行った場合の再治療などに関しては、通院が長引くケースもございます。

    ※以上は遅刻やキャンセルがない場合です。
    また、まれに根の病巣が大きい場合、一回治療を終えてから数か月後に、病巣が治るのを確認してから再度治療を行う場合もあります。
    Q 15. 根管治療にはどのような器具を使うのですか?
    A
    リーマー、ファイルといった針のような特殊な歯科用器具を使って、歯の根っこ掃除をします。
    当院では手用は一般的なステンレスとチタン製、電動はチタン製のファイルを使用。
    現在日本で入手可能な器具のほぼ全ての器具を取り揃え、患者さまの状態に合わせて使用しております。
    Q 16. 何度も通院する理由は?
    A
    再発の可能性が少ない根管治療をご提供するためには必要なのは、虫歯になっている部分をいかにキレイに取り除くか?が大切です。
    そのため、何度も通院していただく必要があるのです。
    Q 17. マイクロスコープ(顕微鏡)は使用していますか?
    A
    保険診療の場合でも、必要ならばマイクロスコープは使用しています。
    これらの装置を使いこなせば症状を正しく診断ができ、緻密な治療ができるのは事実です。
    Q 18. 根管治療に痛みは伴うのでしょうか?
    A
    抜髄治療の場合は一般的に麻酔をかけて行うため、治療中に痛みはほとんどありません。
    ただし、ごくまれに患者さんの体質や症状により、麻酔が効きづらい・麻酔ができない場合がありますが、その場合も十分な説明と対策をしますので、ご安心ください。

    感染根管治療の場合は、一般的に歯の神経は死んでいるので、原因究明のためにも通常は麻酔をせずに治療をします。
    そのため、術中に痛みが出ることもありますので、ご相談の上、随時麻酔をしてできるかぎり痛みのない治療を行います。

    また、根の病巣が骨にある場合は根管治療により術後痛みが出たり、歯肉が腫れる場合がございます。
    それに対して、できるだけの説明と対策を講じますが、それらをすべてなくすことは、できないということを理解してください。
    Q 19. 再治療になった場合はどうなりますか?
    A
    マイクロスコープや歯科用CTを使用して、診断を行ない、再度根管治療を行います。
    結果、抜歯しなくてはならない原因がみつかることもあります。

    その際には、十分な説明をいたします。ご理解ください。
    Q 20. いままで他の病院で治療していてもラバーダムをされたことはありません。なぜ他の病院ではラバーダムをしないのですか。
    A

    当たり前のことですが、ラバーダムをするのは日本で当病院だけ、というわけではありません。
    ただ、行わない病院が多いのは事実です。

    ラバーダムはとても優れた治療なのに、普及しないのには理由があります。

    • 診療報酬が低すぎて、ラバーダムをするたびに赤字が出る。保険点数で評価されない。
    • ラバーダムを装着したり消毒するための時間が必要になり、手間がかかる
    • 口で息がしづらくなるとクレームが出ることがる。

    他の先進国では当たり前のように行われるラバーダム。
    日本で普及しないのは、保険制度が一番のネックです。(日本の根管治療費用は中国よりも安いのだそうです!)
    良い治療に対して当たり前の報酬が払われるようになれば、ラバーダムも自然に普及していくはずです。

  • 根管治療100問100答第2章 

    Q 21. ラバーダムって息苦しくないですか?
    A
    息が苦しいことは、ほとんどありません。
    (精神的な原因でそういう気分になる方は、まれにいます)
    はじめて目にするとちょっとビックリされるかもしれませんが、やってみると意外に楽ちんです。
    麻酔を使用することも多いものです。
    痛みもありません。
    何より、唾液の侵入防止、呼気(吐く息)の湿度のコントロールは、根管治療やセレック・セラミック治療の際の接着の成績に大きく左右します。
    Q 22. このあいだ神経の治療をした時に、口にゴムの膜を被せました。いままで何本か神経の治療をしましたが、今回初めて経験しました。「ラバーダム」と言われましたが、あれは何なんですか?
    A
    ラバーダムとは、薄いゴムのシートを使い、治療する歯だけを見えるようにします。
    ラバーダムを行うことで、患者さんにさまざまなメリットがあります。
    唾液を侵入させない。器具の誤嚥防止。術野の確保。
    その為に非常に重要な部分になっています、良い医療を行うための必須のテクニックです。
    Q 23. ラバーダムをすれば殺菌消毒が可能ですか?
    A
    • 殺菌消毒をより厳密に行うことができる

    歯ぐきや舌、のどなど口の中に薬剤が入らないので、より厳密に殺菌消毒が行えます。

    • ゴムのシートで覆っているので、唾液が歯(根管)に入らない

    口の中や唾液の中には数百種類の細菌がいます。
    治療中の歯に細菌たちが入り込んでしまうと、治療の意味がありません。そんなことではきれいにしたいのか、細菌感染させたいのか、よく分からなくなってしまいます。
    治療歯の細菌をコントロールすることで、根管治療の最も重要なコンセプトである「細菌を歯の中に入れないこと」と「すでに入ってしまっている細菌をきちんと取り除くこと」がはじめて可能になります。
    いくら「全ての器具を滅菌している」 「ディスポーザブルを使用している」と言っても、ラバーダムを使用していなければ感染予防対策を行っているとは言えません。

    • ラバーダムをされると、露出した歯牙の周囲の湿度のコントロールができます。

    サウナの壁にセロテープが接着しないように、お口の中では、吐く息の湿度で接着がうまくいかないものです。
    そこでラバーダムをして、セレックの接着をしっかり行っています。

    Q 24. ラバーダムをすれば乾燥した状態で治療が可能なのですか?
    A
    • 乾燥した状態で治療ができる

    吐く息は意外と湿っています。この水分が接着やセメントなどの性能を劣化させることがあります。
    ラバーダムで治療中の歯に息をかけないようにすると、いっそう良い医療ができます。

    Q 25. 神経を取って歯の根の治療をしています。あと数回くらい根の中に入れたお薬を交換しないといけないといわれましたが、なぜ何度も交換する必要があるんですか?
    A
    歯根の治療は「細菌を歯の中に入れないこと」と「すでに入ってしまっている細菌をきちんと取り除く事」「細菌感染した歯質を取り除く事」がもっとも重要です。
    細菌や感染歯質が残っていると、将来的にふたたび問題が発生してしまうことがあります。
    根管内を清潔にするために、回数がかかっていると理解して下さい。
    Q 26. 歯根の治療に回数がかかってしまう理由を教えて下さい。
    A

    具体的には、歯根の治療に回数がかかってしまうのは、次のことが理由としてあげられます。

    • 炎症を起こしている歯髄(いわゆる「歯の神経」)を取り除くとき

    2センチ前後の大きさしかない歯の中で、何千本もの神経血管が複雑に入り込んでいます。
    麻酔をして、細菌に配慮しながらそれらを丁寧に取り除くには、少し時間がかかります。
    このステップの最後に最終的なお薬を入れてます。
    きちんと治療をすれば、再びその歯が細菌感染して悪くなる可能性がほとんど無くなります。

    • 以前に歯髄を取ったけれども、再治療が必要なとき

    根管(歯髄があったところ)に繁殖している細菌と感染歯質を取り除きます。
    初めて歯髄を取った時よりも治療は困難です。
    弱い細菌はすぐに死にますが、しぶとい細菌は何度もお薬を交換して、きっちり殺菌しなければいけません。
    また、根管の尖端まで器具がなかなか到達しないために、時間がかかることもあります。
    一番初めに根管の尖端まで器具を到達させ、しっかりお薬を入れてくれていなかったために、根の先に細菌感染(膿がたまり)して症状が出ていたと考えられます。そこで回数をかけてでも尖端まで器具の到達が必要になります。
    再治療は通常、かぶせ物を取り除いて土台を外してからスタートになるので、その分も回数が増えることがあります。

    Q 27. なぜラバーダム防湿が必要か?
    A
    日本では、多くの歯科医院が根管治療時にラバーダム防湿をしないで行っているため、患者さんの認知度も非常に低いのが、現状です。
    根管治療は、外科処置の一種であり無菌的処置が必要です。

    ラバーダムを使い、根管治療を行います。唾液の中の細菌が治療している根管内に入らないようにしながら、根管内を消毒していきます。
    Q 28. 歯が割れている場合、抜くしかないのか?
    A
    歯が割れている場合、通常抜歯になります。
    そのまま、だましだまし歯を無理に残しておくと、歯が割れている破折線に沿ってその部分の骨が無くなり、急性症状が出る確率が高くなります。

    抜歯後インプラント治療をするとしても骨移植や歯肉移植が必要となり、より難易度の高い治療が必要になります。

    最終的にインプラントを考えるんであれば、戦略的に抜歯をすることも考えなくては、なりません。
    Q 29. 歯牙移植は行っていないのか?
    A
    歯牙移植はやっております。
    歯牙の移植は、条件が整わなくては、できない治療です。
    可能性がある方には、その場でご案内させていただいております。
    歯牙の状態が悪い場合には、インプラント治療の方をご案内させて頂きます。
    Q 30. 根管内に使用している薬は?
    A
    当院で根管治療に用いている薬は、次亜塩素酸の電気分解水、水酸化カルシウムです。
    一般的な歯科医院で使用しているFCなどのホルマリン系の薬剤、クロロホルムなどは、発がん性があるためアメリカの歯内療法学会でも使用されていません。
    しっかり拡大、しっかり洗浄、しっかり化学的な消毒が根管治療の王道だと認識しています。
    Q 31. MTAはどういう歯に適応ですか?
    A
    MTAの出現により、従来抜歯と診断された、パーフォレーション(根管内の出血や穴あき)修理し歯を残す事が可能になりました。
    MTAは、自費治療になります。
    Q 32. MTAとはなんですか?
    A
    MTAとは1993年に米国で開発された歯科用の水硬性セメントで、強アルカリph12による殺滅作用(ほとんどの細菌はph9.5で破壊されると言われております)と組織を刺激することによる硬組織形成作用があり、覆髄パーフォレーションリペア、クラック、外科的歯内療法など多岐にわたり使用でき優れた成績を有しています。

    日本では、保険適用にはなっておりません。
    当院では、10,000円(税抜)の費用がかかります。
    Q 33. MTAは根充充填でも使用できますか?
    A
    使用できます。MTAが推奨される理由として、従来のガッタパーチャによる根管充塡に比べ、その硬化膨張により封鎖性が高く漏洩による炎症を引き起こすことなく外来刺激を遮断し、MTA表層にセメント質の添加が促されることも分かっています。
    主には、尖端が大きく開いてしまった場合に使用します。
    必要性の高い場合は、説明させていただきます。自費治療になります。
    Q 34. マイクロスコープの倍率は?
    A
    マイクロスコープを使用して根管治療を行うと、人間の視力の6~32倍の大きさで見ることにより、より正確でより精密に、そして安全な治療が行えます。
    Q 35. 歯髄炎ってなんですか?
    A
    虫歯を放置すると、虫歯は深くまで進んで神経(歯髄)に達して、歯がしみたり痛んだりします。
    これを歯髄炎といいます。 歯髄が細菌に感染してしまったということです。
    Q 36. 根の先が腫れた感じがしますがなぜですか?
    A
    虫歯や打撲などによって神経が死んでしまった時や、根の治療を途中のまま期間がたってしまった時や、以前に神経を取っている歯が何らかの原因で感染を起こした時に根の先端(根尖)に膿が溜まってきます。
    このまま放置すると、だんだん痛くなってきます。
    Q 37. 神経治療後の歯を押したりすると痛みがあるのですが大丈夫ですか?
    A
    根管治療中はなんらかの不快症状や痛みが出ることがありますので、当院では気になる方は痛み止めを飲んでもらっています。
    根管内に最終的なお薬を入れた後も、痛みや膿が出ている時もあります。しばらくたっても症状が治まらない時は、ご相談ください。

    外科処置に移行したり、再治療をしたり考えます。
    再度原因を探るために、CT撮影することもあります。

    CTによる高度な診断で、原因を探り、治療の糸口を探します。診断が治療を変えていきます。
    Q 38. 自覚症状全く無しだが神経が死んでいた。根管治療は必要?
    A
    当院では、まず電気歯髄診断器を使用し神経が死んでいるか診断します。
    また、神経が死んでいる場合は、根管治療を行わなければ変色や腫れ痛みに可能性があります。
    積極的に根管治療をお勧めしております。
    Q 39. 歯ではないのに歯髄炎になる事はありますか?
    A
    噛み合せや歯ぎしり、外傷、歯周病から歯髄炎を起こすこともありますし、歯の亀裂から歯髄炎もありますし、知覚過敏からも可能性はあると思います。
    まったく、原因が分からないということもあります。
    Q 40. 被せものを外して根から膿を出しましたが、綿しか入れていないのですが蓋はしないのですか?
    A
    根管解放という処置です。蓋をしないことによって膿が出る通り道を確保しています。
    膿が出た後に蓋をします。
    膿を出すことで、痛みからも解放されるはずです。
    その後、しっかり消毒して根管内に最終的なお薬を入れていきます。
  • 根管治療100問100答第3章 

    Q 41. 歯根端切除術後の歯が痛みますなぜ?
    A
    まず痛みの原因を診断する必要があります。
    外科処置なので切開しています。もちろん、痛みが多少出るのはご理解してください。
    その上でも根尖が痛いのなら、他の感染、破折などの原因が有ると思われます。
    歯科医師に再度、ご相談ください。あまり良い状態では、ないと思います。
    抜歯の話が出てくると思います。
    Q 42. 歯科用CTの有用性を教えて下さい
    A
    歯科用CTは、マイクロスコープを使用しても見つからない根管がある場合、亀裂の存在、穴が開いてる場合、どの位置にあるかを診るときに最大の威力を発揮します。
    CTによる診断で根管治療の治療成績は、格段によくなります。
    Q 43. 保険適応の根管治療(歯の神経・根の治療)の治療費・費用はどのくらい?
    A
    約1,500~3,000円 (3割負担)
    レントゲン写真の費用、薬剤の費用、根っこに詰める材料の費用等が含まれています。
    治療費は、歯の根っこの数や治療方法によって上下します。
    Q 44. 日本ではマイクロスコープがある歯科医院はどれくらいありますか?
    A
    マイクロスコープはまだ日本全国でおよそ1,000~2,000台ほどの導入があります。
    当院のように複数のマイクロスコープを持っている歯科医院は、非常に少ないです。
    歯科医院の数は約7万件です。
    Q 45. 根管治療専門医・認定医の有無は重要ですか?
    A
    専門医・認定医だから絶対に上手いとは限りませんが、少なくともその分野に関しては期待できる可能性は高いと思います。
    だからと言って、高額な治療になることと直接は、つながりません。
    Q 46. 神経を取ると再治療になると聞いたのですが本当ですか?
    A
    歯の神経を取る治療を行った場合、ラバーダムなどを使って丁寧に治療を行ったとしても約10%、一般的な日本の保険の根管治療の場合には50%以上の確率で、根っこの病気が発症します。
    アメリカの根管治療の専門医では、マイクロスコープ、ラバーダムが必須で初めての根管治療では、90%が10年の生存が確認されています。しっかり、治療することで日本の何倍もの良好な成績を収めています。
    ハートフル歯科でも根管治療で、良好な成績を収めています。
    Q 47. 根っこの治療をすると歯が黒く変色しますか?
    A
    歯の神経が死ぬと、腐った神経や血液の成分が象牙質に染み込み、歯が茶褐色から黒っぽく変色します。
    Q 48. 変色した歯は根管治療したら改善しますか?
    A
    すでに変色してしまっている場合は、根管治療をどんなに頑張っても変色を避けられません。
    漂白(色の変化の満足度は、低いです。)するか、セラミックで被せるしか方法は、ありません。
    Q 49. 神経を取ると虫歯が進行しやすくなりますか?
    A
    歯の神経を取ると痛覚がなくなるため、虫歯が進行しても気が付きにくくなり、いつの間にか虫歯が奥深くまで進行してしまうということが多くなります。
    Q 50. 根の治療をすると歯が割れやすくなりますか?
    A
    歯の神経を取っても歯自体の強度は変わりませんが、神経を取る時や虫歯を削る時に歯が削られることによって歯が部分的に薄くなり、割れやすくなってしまうことがあります。

    そこで、ハートフル歯科では、歯質の保存ができるセレック治療を行い。
    生きている歯と差のない予後が得られるという、オクルーザルべニアという特殊な方法を取っています。
    欧米では、一般的な方法ですが、日本では、数件しか行えない治療法です。

    理事長がドイツに行き、学んできた治療法です。
    神経治療された歯には、これが一番効果的な被せ物です。

    保険内の銀歯は、残念ながら非常に成績が悪いです。長持ちしません。
    Q 51. 根の治療をすると歯が割れやすくなる他の原因はありますか?
    A
    神経を取ると噛み合わせの力を感じる能力が低下してしまい、そのせいで歯に過剰な負担がかかって割れやすくなるのではないかという事もあります。
    治療法の選択になりますが、銀歯を作るときに過度にエナメル質を削っていたことにも原因は、あります。
    Q 52. 神経を取った歯がもたなくなるのではないかと心配です
    A
    神経を取った歯でも、適切な処置とその後のメインテナンスにより一生持つ場合もあります。
    諦めないでください。
    噛み合せなどの調整も適宜必要とされます。
    Q 53. 抜髄当日に痛み止めを飲んでも問題ないですか?
    A
    抜髄時に先制鎮痛という理論から麻酔をする時点で患者さんに痛み止めを服用していただく方法もある位です。
    痛み止めに対するアレルギーが無ければ、服用は大丈夫だと思います。
    Q 54. 神経の治療を麻酔なしでも、できるものなのでしょうか。
    A
    神経を一度取ってある歯には痛みがなければ麻酔はしません。
    神経を取る場合は麻酔を使用います。しないと痛みを伴います。

    痛みがある場合は、積極的に麻酔を行い痛みのない治療を心がけています。
    Q 55. 根管治療の回数を増やすほど残存歯質が減り、歯が割れやすくなる?
    A
    根管治療の回数を多くすればするほど、根管中の感染歯質を削り歯が薄くなり割れやすくなる事があります。
    唾液の侵入など感染のリスクも上がります。
    Q 56. 抜髄後に病変が起きやすいのは体質なのか?
    A
    体質は関係ありません。
    きちんと細菌を除去し根管内が清潔になれば、再治療になりやすい体質は、ありません。
    ただ、根尖に病気を何か所か持っている人がいることも事実です。
    Q 57. ラバーダムは、根管治療の仕上げのみに使用しても効果がありますか?
    A
    根管治療時にはラバーダムは必要です。
    歯髄炎にしろ、根尖性歯周炎にしても、細菌感染が原因であることがはっきりしている現在、感染防止という理由から。
    それから、処置中の小器具の誤飲等の事故防止という理由から。

    ラバーダムが重要です。
    もし、ラバーダムがつかない場合も、ZOOという器具で唾液の侵入を防止できます。
    Q 58. ラバーダムによって唾液が入りやすくなるということもある?
    A
    正しく使えば唾液の滲入はありません。
    唾液が多い方には、排唾菅という唾液を吸い出す器具を別途お口に中に入れ込みます。
    それを併用すれば、唾液のコントロールは、可能です。
    Q 59. ラバーダムで歯に傷がつくって本当ですか?
    A
    傷つかないとは言い切れません。
    ただ、ラバーダムを行う際にはその歯牙にラバーダムの金具(クランプといいます)がフィットするように歯に装着します。

    歯質が薄かったり、亀裂があると、歯質が欠けることもあります。
    しかし、その程度の強度の歯質では、噛む力に耐えられないので遅かれ早かれ割れてくる原因となります。
    欠けた状態から修復していけば問題ありません。
    Q 60. ラバーダムの代わりになる器具はありますか?
    A
    歯の頭(歯冠部)がない歯には、ZOOという唾を吸引する器具があります。
  • 根管治療100問100答第4章 

    Q 61. ラバーダム・マイクロスコープを使用している歯科医院で根管治療するべき?
    A
    私は根管治療する上で、必要に応じてラバーダムとマイクロスコープを使っています。
    私自身は治療の質が高くなったように思い、マイクロスコープなしの治療は考えられません。
    私が治療を受ける際には、必ずやってもらいたいと思う治療テクニックです。

    ラバーダムについては、明らかに成功率に差があると思いますので、使うべきだと思います。

    これだけ歯科医院があるのですから、患者さんが選ぶ時代です。
    ラバーダムやマイクロスコープは、HPでも書かれています。よく見て選んで下さい。
    ラバーダムやマイクロスコープのある歯科医院で根管治療は、受けてもらいたいです。
    Q 62. 根っこの治療というのは中断できますか?
    A
    中断はできますが根管内に細菌が感染します。
    カリエスが進行し、痛みや破折、最悪の場合は抜歯になるかもしれません。
    Q 63. 根管治療中グリグリ押されるのはなんですか?
    A
    根管内を清掃する為にリーマー、ファイルという針のようなものを使用します。
    リーマー、ファイルを使用時にグリグリ押される感じがあったのかと思います。

    あんまりつらいときは、麻酔をしてもらって下さい。
    Q 64. 歯の神経を殺す薬を使用した後の違和感について
    A
    神経を取るときに、根の先をきれいにする為に触ります。
    その後に神経を殺す薬を貼薬します。
    その刺激により治療後に違和感がでることがあります。
    根管治療した歯は、もはや死んでいます。
    噛みごこちや、響く感じなどは、生きている歯と若干異なります。ご注意ください。
    Q 65. 根管治療の上手い歯科医とそうでない歯科医の差は何なのでしょうか?
    A
    もちろん経験、技術もあると思いますが、根管治療は上手い・下手というよりは、どれだけ丁寧に防湿し、しっかり根管拡大を行うかという手技が重要だと思います。
    最近では、マイクロスコープで内面を確認したり、根管拡大にニッケルチタンファイルという簡単化する器具を使うようになりました。
    盲目的な経験重視の医療から、誰でもすごく上手にできる見える根管治療に変わりました。

    それを技術とかいうのかもしれませんが。
    昔より、シンプルになり、スキルUPしやすくなりました。

    器具の開発が進んだからに他なりません。
    Q 66. 再植について教えて下さい?
    A
    再植は、一度歯を抜くということなので、口腔外での処置が可能です。
    そもそも根管治療は、根尖部をしっかりと封鎖する必要があるのですが、根尖部1/3くらいのところには、もともと70パーセントの確率で歯髄の枝があると言われています。根管治療の予後が悪いときは、そこが原因のことも多いです。

    一旦、抜歯をして、根尖の封鎖をします。
    根尖の膿を直接除去して、歯牙を戻します。
    3か月すると、歯が骨との結合が治ります。

    噛めるようになります。

    ダメだと思った歯も助けられることも多いので一度、ご相談ください。
    Q 67. どうしてラバーダム防湿をするのですか?
    A
    根管治療(歯の根の治療)で一番大切なことは、可能な限り、無菌状態で治療を行うことです。
    根管治療では、無菌状態を保つラバーダム防湿は必須です。これは世界のルールです。

    ラバーダム防湿をしたほうが間違いなく良い結果になります。それは世界の研究が証明しています。
    Q 68. 虫歯で歯が痛いです。根管治療をおこなうことになりますか?
    A
    根管治療は歯の神経が虫歯に冒されたときに行います。
    痛みがあるからといって、必ずしも根管治療をおこなうわけではありません。
    いずれにせよ早めの治療が大切なので、まずハートフル歯科までお越しください。
    Q 69. 根の治療を途中でやめてしまったのですが?
    A
    根の治療中は、歯に仮のふたをしていますが、治療を中断してしまうと、ふたが取れたり、 隙間から細菌が入ったりして痛みや腫れの原因となり、治療をやり直さなければならず、治療期間も延びてしまいます。最悪の場合は抜歯をしなければならないこともあります。
    根の治療は、回数も時間もかかり、治療がなかなか進まないのでつらいかもしれません。
    しかし、根の治療はとても大切で、しっかりやらないと大きな問題を誘発します。
    Q 70. 以前に根の治療が終わった歯が痛むのですが?
    A
    薬を詰めた根の中に再び細菌が入ると、歯を支えている周囲の組織に炎症を 起こすため、痛みが出ます。
    体が疲れていたり、体調が悪いときは痛みや、腫れを 繰り返しやすくなります。
    このような場合は、再度根の中を掃除し、薬を詰めます。 ただ、違う原因で同じような症状が出ることもあるので、検査の上、診断、治療を行います。
    Q 71. 根管充填後に咬むと痛みます、よくあることでしょうか?
    A
    根管充填後一過性の痛みが出ることはあります、およそ1週間もすれば症状は取れます。
    逆に1週間経っても痛みが取れなければ、再治療もしくは外科処置に移行します。
    Q 72. 治療後に痛みが出るのですが?
    A
    治療の際、細心の注意をしておりますが、根の先の組織を清掃するために刺激するため、毎回の治療毎に痛みが出ることがあります。

    ほとんどは2~3日でおさまります。
    痛みが強い場合や痛みに弱い方は、鎮痛剤をお飲みください。
    Q 73. 根っこの治療は何回かやり直す方が良いのですか?
    A
    根っこの治療は確実に行うと何度もやり替える必要はありません。

    ただ、痛みが出たり、被せ物が取れたり、根の先が膿んできたり、している場合、もう一度治療をやり直さなければならない時もあります。

    症状がなく、レントゲンに問題がなければ、基本的には一度で充分です。
    無理にやる必要は、ありません。

    日本の根管治療の現状では、ほとんどの場合、再治療になってしまうのが現状です。
    (とても、残念です。)
    違いは、ラバーダム、マイクロスコープ、院内CTなど診断器具や治療内容によるところが多いようです。
    Q 74. 治療を始める前の診査とはどのようなことをするのですか?
    A
    始めに患者さまからどのような症状なのか、以前に治療を受けたことがあるのなら、いつぐらいに何回受けたのかお聞きし、レントゲン診査を行ないます。
    そして、触ったり、叩いたり、歯と歯茎の間にある溝に専用の器具で計測したり、水や風を掛け、虫歯が大きい場合は歯に刺激を与えて生活反応を示すかどうかも調べます。
    Q 75. 治療後に痛みや腫れは伴うのでしょうか?
    A
    術後の痛みに関しては術前の症状や処置内容によって異なります。
    術後の違和感(痛みや腫れ)は、大小はありますが、あると思って頂いたほうが良いと思います。

    基本的には痛み止めと抗生物質のお薬を処方します。
    感染歯の痛みだけでなく、全身的に悪寒発熱等の症状を伴う場合もあります。
    Q 76. 治療には麻酔をしますか?
    A
    多くの場合、麻酔をします。患者さまに術中術後の不快感を最小限にする為です。
    また、表面麻酔を使用すると、殆ど痛みもなく麻酔が行えます。

    ただし、術前に麻酔の既往を伺い、使用可能かどうかは必ずチェックします。
    麻酔後はお口の周りが麻痺していますので、術直後の飲食とくに熱い飲み物等はご注意下さい。
    Q 77. レントゲン撮影に不安があるのですが?
    A
    根っこの治療にレントゲン撮影は必要不可欠です。レントゲン写真なしで診査診断はありえません。
    術前術中術後及び予後調査と何回か撮影を行います。

    皆さんはX線被爆をかなり心配されていると思いますが、実は私たちは自然界の中でも被爆していることをご存知でしょうか?
    大気中や土壌からX線という波長が発生し、我々は自然に被爆しているのです。紫外線という言葉はよく耳にしますが、X線も同じように存在しています。

    根っこの治療の為に、歯科医院で行うX線撮影による被爆は、自然被爆の百分の一程度です。
    どうしても、必要な場合は、防護服を着て撮影します。
    また、直接、お腹にレントゲンが当たるわけでは、ありません。
    お顔にレントゲンを受けてもお腹まで距離がありますので減衰します。そのことも含めてご安心ください。
    当院ではデジタルX線装置で撮影をしますので、さらにその十分の一となり、つまり自然被爆の約千分の一となるわけです。
    ただし、むやみに無駄な撮影は避けるように心がけていますので、どうかご安心下さい。
    Q 78. 根の治療にはどのような方法があるのですか?
    A
    大きく分けて、通常の根の治療と外科的な治療があります。
    通常の治療で治らなかった場合や、処置を行う歯に被せもの(差し歯等)があり、それを外すことが出来ない場合、外科的処置を行います。

    どちらの治療が良いというものではなく正しい診査診断の下、最適な治療方法を患者様とともに検討していきます。
    治療意思決定には術者と患者さまとの信頼関係が必須です。
    Q 79. 外科的な処置とはどのようなことをするのですか?痛みや腫れが心配なのですが?
    A
    痛みが続いたり、噛めない、膿が出ているなど症状が続いている場合に行います。
    麻酔をした後歯肉を切開し、根っこの先にある膿の袋と根っこの先約3mmを取り除き、その切除した根っこの先に、反対側から薬を詰め、歯肉を元の位置に戻し縫合します。
    多少の腫れや痛みがありますが、1週間程度でおさまります。
    問題が無ければ7日で抜糸をし、その後予後観察に移ります。

    術後に、歯肉に多少の違和感が残ったり、しびれ感があったりすることもあります。
    それは、切開したことによる瘢痕や生体の正常の反応になります。ご理解ください。
    多くの方で、噛むという機能に問題は、なくなります。
    Q 80. 根っこの先に膿の袋があると言われたのですが痛みがないのでそのままにしておいて大丈夫ですか?
    A
    膿の袋が増殖傾向にある場合は注意が必要です。
    ですので早期の受診をお勧めします。
    必ず治療が必要では、ありません。
  • 根管治療100問100答第5章 

    Q 81. 歯内療法とはなんですか?
    A
    虫歯が大きくなって歯髄(歯の中の神経のことです)の近くまで及んでいても歯髄を残すことが出来る場合の治療や、残すことが出来ない場合の根管治療を含む、歯の内側の治療を歯内療法と呼びます。
    Q 82. 根管治療とはなんですか?
    A
    歯の神経が入っていた小さな狭い空間を専用の器具で拡大・洗浄してお薬を入れて、再感染の活動の場所にならないように緊密に充填することです。
    Q 83. 根管充填とはなんですか?
    A
    根管内がきれいな状態になれば速やかに、ゴム状のガッターパーチャというお薬をセメントを利用して根管内に詰めていきます。
    Q 84. 根管治療時に無菌的処置を行っていますか?
    A
    対象となる歯だけを孤立させ、お口の中の細菌や唾液が根管内、つまり歯の神経が入っていた空間に入らないように術前に十分に消毒を行い、根管内に滅菌した器具を用いて治療をしております。
    Q 85. 根管洗浄とはなんですか?
    A
    根管内をきれいにする為に洗い流すことで、根管治療中・根管充填前に必ず行われる処置です。
    Q 86. MTA セメントとはなんですか?
    A
    穿孔修復の時や外科的歯内療法等に用いる生体親和性を有するセメントで、成分はなんと工業用のセメント同じですが、今までのどの材料と比べても信頼性のある材料です。
    Q 87. 根管治療時につくる隔壁とは?
    A
    無菌的処置を行う上で、残っている歯質が少なくラバーダム防湿が困難で洗浄も充分出来ない場合、歯の周りにバリアとなる仮の土台のような物を接着することを隔壁といいます。
    Q 88. どんな痛みの時、神経を取る治療をするのでしょうか?
    A
    何もしていなくてもズキズキと痛む場合や、熱いものにしみるというような症状の場合、神経を取るケースが多いです。
    又、痛みがなくても、神経の近くまでむし歯が進行していることも良くあります。
    Q 89. レントゲンで根の先に影があるとあとでどうなるのでしょうか?
    A
    自然には治りませんので、顎の骨に侵入した細菌が増殖し顔の腫れ、発熱、開口障害の原因になることがあります。
    また、局所的には腫れたり痛みが出たり、歯がぐらぐらしたり噛めなかったり、抜歯の原因となります。
    Q 90. どの位悪い歯まで治りますか?
    A

    基準としては

    • 無菌的処置を適切に行える歯
    • 垂直的歯根破折が見られない歯
    • 異常な出血がみられない。

    であれば、治療できると考えております。

    ただし、治るかどうかは治療してみて経過を見ないことには何とも言えません。

    Q 91. 神経を取るために歯を大きく削らなければいけないのはなぜですか?
    A
    虫歯は細菌による感染症ですので、治療するためには細菌が感染した部分はすべて除去しなければなりません。
    少しでも細菌が残っていると症状が再発して、歯を失ってしまう可能性もあります。
    無駄に削ることはありませんが、感染した部分を完全に除去するために大きく削ることが多いのです。

    神経治療をする上で、咬みあわせ面に大きな穴をあけて治療を開始するのは、やむおえないことです。
    また、咬みあわせも低くしないと痛みが出るので必ず行います。
    Q 92. 拡大鏡とマイクロスコープは同じものではないのでしょうか?
    A
    治療する箇所を拡大して確認できるという部分は同じですがマイクロスコープのほうが拡大率は上です。
    また、拡大鏡では狭くて暗い根管内を見ることは難しいです。マイクロスコープは光で照らすことで根管の奥まで確認できます。
    Q 93. 再植法はどんなメリットがありますか?
    A
    再植法が成功すれば、歯が元通り歯槽骨に根づきますので、歯を失わずに治療できます。
    また、自分の歯を使うため拒絶反応などの心配がないことも大きなメリットです。
    Q 94. 再植した歯は、どれくらいで固定されますか?
    A
    歯や口腔内の状況によっても異なりますが、手術から3週間ほどでほぼ固定されます。
    それまではできるだけ再植した歯を使わないように生活していただきます。

    噛めるようになるまで、3か月程度は、安静にする必要があります。
    Q 95. 治療後に噛むと痛むようになりました。失敗でしょうか?
    A
    治療後は一時的に痛みが出ることがありますので、しばらく様子を見てください。
    いつまでも痛みが続く場合は、再治療の必要がある可能性もありますので、ご相談ください。
    Q 96. 根管治療で歯は長持ちしますか?
    A
    はい。

    虫歯が神経まで進んでしまった歯でも、そのまま使い続けられる程度まで回復させることができます。
    ただし、根の先に膿がついたり、噛み合わせや歯周病の状態などによっては再治療が必要になり、歯が弱ってしまうこともあります。
    Q 97. なぜ根管治療は大切なのか?
    A
    虫歯で歯の神経(歯髄)が痛んでしまった歯は弱くなり、使えなくなってしまいます。しかし、適切な根管治療によって、再び噛めるように回復できるのです。

    根管治療は、歯を大切に残していくためにとても大切です。
    もしダメになったら、と考えたら。
    自分の歯を失うことになります。

    生涯に渡り、自分の歯で食事をすることを考えると、初めての根管治療が一番重要です。
    再治療だと、更に予後は、悪くなります。
    Q 98. ラバーダムとマイクロスコープによる根管治療を受ければ、痛みはすぐにとれるものなのでしょうか?
    A
    痛みを引きおこさないためにも、ラバーダムとマイクロスコープを用いて感染や根管の見逃しや破壊を防ぐことは非常に大切です。
    すでに痛みが起きている場合はその原因によって、結果が異なります。
    神経が残っている場合は残っている神経を除去すれば、すぐに痛みは落ち着きます。
    根管が複数あり、その一部を見落としている場合も同様です。
    そのため正しい診断、治療が重要です。
    Q 99. 感染対策は十分なされていますか?
    A
    院内は、徹底した感染予防を行っております。
    患者さまひとりひとりに対してディスポーザブル(使い捨て)のグローブ、コップ、エプロン、ひとつひとつ滅菌された器具を使用しております。
    Q 100. マイクロスコープを用いれば歯の根の病気は必ず治るのでしょうか?
    A
    歯の根(根尖病巣)にも様々なタイプがあります。

    根管内の細菌感染が原因による病巣の治癒には格段の成果をあげる事ができますが、根に亀裂が入っている場合(歯根破折)は残念ながら抜歯の対象となります。
    また、治療をしたにもかかわらず治癒しない場合は難治性の歯根嚢胞(根の先に膿の袋ができてしまう病気)が疑われます。
    これにはマイクロスコープを用いての外科的な除去(歯根端切除術)が有効です。

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