こんにちは

ハートフル総合歯科グループの野田裕亮と申します。

 

今月はキッズ特集と題して、当院の小児歯科についてお話させていただきます。

当院は大人の一般歯科の医院とともに近隣に小児歯科を併設しております。

小児歯科では午前中の時間保育士が常駐しており、

お子様の託児を行いながらお母様の治療を行っております。

 

前回は「仕上げ磨きっていつまで行うの?〜歯磨き編〜」というタイトルで、お子様が自らフロスを始める時期について書かせていただきました。

 

前回のブログはこちら

https://heartful-konkan.com/blog/preventive/19403

今回は「歯育て」についてお話させていただきます。

 

当院小児歯科では、前回までにお話した虫歯予防だけでなく、年齢に応じた「歯育て」についてお話をしております。

 

「歯育て」=「虫歯予防」+「歯並び予防」

 

として当院では捉え、きれいなお口は虫歯ゼロだけではなく、正しい歯列であることも大切だと考えております。

 

正しい歯列とは単にモデルさんのように粒の揃った歯並びではなく、しっかり噛め、正しい呼吸ができる、むし歯・歯周病になりにくい健康的な歯並びのことです。

 

そういった歯並びは生まれてからの授乳の仕方や哺乳瓶の乳首の選び方、離乳食の与え方から食事の姿勢の問題を見直すことで正しい成長へと促すことができるのです。

 

「うわっ、やらなきゃいけないことがたくさんある!」

と思われるかもしれませんが、特別なことは何もありません。

毎日の生活の中で食事や抱っこ、座らせる姿勢など正しい方法を知っていればそれを続けるだけなのです。

毎日の当たり前の行動が自然と筋力を身に付けさせ、正しい噛み合わせと誘導してくれるのです。

 

当院では毎回の健診時、お子様への処置の後、親御さんに普段の生活で悩まれていることがないかをお聞きするなかで、こちらからは現在のお子様のお口の状態に必要なことをアドバイスさせていただいております。

それは近い将来、噛み合わせを構築していくなかでいま頑張ってもらいたい点を中心にお話をさせていただいております。

子育てに正解がないのと同じく歯育てにも正解はありません。

その子にとって何が最善な方法なのかをお父さまお母さまと模索しながらお子さまの成長を陰ながらサポートさせていただいております。

 

また、当院理事長の下田先生が「0歳からの歯育て」という本を2019年に出版し、現在第4版まで重版されているようです。いま、多くのご家庭でお子さまの歯並びを気にされている裏返しではないでしょうか?

(宣伝ではないですが)是非一度本を手に取ってご一読いただき、うちの子どうなんだろうと悩まれることがあれば、是非ご来院いただきご相談ください。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科