令和3年度臨床研修医プログラム責任者講習会参加してきました。2日目
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
前回からのブログの続きです。
今回は、プログラム責任者講習会2日目についての振り返りの内容となっております。
2日目の課題は2項目です。
「トラブル事例に対する対応」「指導歯科医に対する評価」
トラブル事例に対する対応については、みんながその事例に関心を持つような内容が多かったと思いました。
「臨床研修医は、労働基準法に基づく守られた労働者である。」という言葉が響きました。
時代は、変わりましたよね。
働き方改革は、研修制度にも影響を及ぼしていると言えます。これは、当院の理事長である下田先生との会話の中で仰られていたことですが、医療の現場を考えると将来に夢を抱いてもらい、その為には自己研鑽は必須であること。いつの間にか仕事ができるようにはならないということ。止まることのない生涯学習が必要であることを理解してもらいたいと思っていると、、、権利を主張する労働者の立ち位置でなく、社会奉仕を基本とする医療人としての気質を持ってもらえるように行動変容を起こさせるような話し方や接し方を、我々指導医が身に付けることが課題であるいうことにつながっていきます。そのためには、必要なこととして双方が話すこと、コミュニケーションが大切であると今回の課題を通じて教わりました。
次の指導歯科医に対する評価にもつながる話ですよね。
きちんとした対応策が必要であると強く感じました。
①研修組織の改善 (トラブル対応(解決)の公平性担保と迅速性の確保)
・相談室(研修医、指導医等のための)を設置
・トラブルおよび研修医のメンタルヘルスに関連する調査委員会(第3者委員会)を早急に招集
②研修医メンタルへの配慮 (トラブル発生の予防と早期発見)
・メンター(直接の指導者でない者)による定期的面談 (1対1が望ましいが最初はグループで実施)
・ストレスチェック制度の積極的活用
理想の歯科医について簡単にまとめてみました。
1、1−3ではなく、1−10まで教えてあげる。
2、子供でもわかる言葉で説明する。
3、許す力
4、責任を取ってあげられる技量
5、「怒ると叱る」の違い。愛情を持って接する。
6、人によって態度を変えない。
7、暴力はダメ!
8、話を聞いてあげる。
9、知らないことを責めない。
10、ほめる、はげます。
色々と考えさせられることが多かったです。
これらのことを少しずつ自分の糧として生かしていければと思いました。
次回は、最終日になります。ご興味のある方は是非読んでみて下さい。
さぁ、今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹