令和3年度臨床研修医プログラム責任者講習会参加してきました。3日目
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
前回からのブログの続きです。
今回は、プログラム責任者講習会3日目についての振り返りの内容となっております。
3日目の課題は2項目です。
「超高齢社会における歯科医師臨床研修」「ポートフォリオ」
現代は超高齢化社会と呼ばれる状況の中にあります。高齢者の健康を維持していくための手段のひとつとして、歯科における「口腔ケア」が注目されています。
超高齢化社会において幅広い地域住民の健康を守るためには、歯科訪問診療の重要性が認められます。歯科訪問診療とは、歯科医師や歯科衛生士が自宅や介護施設、病院などに訪問することで歯科診療所や口腔内のケアを行うことを言います。
コロナ時代における健康管理の鍵はオーラルフレイルの予防とも言われています。
今回の研修では、病院歯科や訪問歯科を学ぶ先生が多くいらっしゃいました。
後期高齢者の存在は、すでに周術期医療や訪問歯科の部分で必要な存在になっていました。
当院の現状としては、訪問歯科診療の勉強中となっております。
社会貢献として地域の方の困りごとを見逃さないためにも、再度考えたい事案であると思いました。私自身、訪問診療などの経験が乏しいためにこのセッションではあまり積極的な発言だできなかったことが悔やまれました。勉強不足を痛感しました。
3日目の最後はポートフォリオになります。このセッションの司会進行を私が務めました。
緊張しました。皆さんから意見を抽出してまとめていかなければいけないため、慣れないことで気疲れしました(笑)
ポートフォリオとは、学習過程全てにおいて学習の根拠となる全ての情報を網羅する一冊のファイルのことを言います。学習過程には、院内における診療業務やマネージメント業務のみならず、他業種との連携、様々な研修活動、自己研鑽など研修の一環として行われる全てのプロセスを含みます。そして、一番大事なことは学習者自身による自己の学習経験に対する批判的な「振り返り」になります。
このセッションでは2日間におけるポートフォリオを各自発表してグループ内で採点してもらい、一番良かったベストポートフォリオを全体で発表するというものでした。グループ内では、なぜ良かったのかについて話し合いました。恥ずかしながら、私のポートフォリオにも高評価をしていただき、ベストには選ばれませんでしたが自分なりに少し頑張れたのかなと思いました。
最後に、4 層のピラミッドを用いて医学教育において評価する能力を表したミラーのピラミッドを載せておきます。
3日間、本当に疲れました。しかし、終わった後の達成感がとても心地よく感じました。
参加者の先生方、グループの先生方、タスクフォースの先生方、スタッフの皆様には
感謝の言葉しかありません。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
今後の歯科医師人生の糧としてこれからも前を向いて走り続けるつもりです。
お疲れ様でした(^_^)
さぁ、今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹