こんにちは!ハートフル歯科総合グループ、歯科医師 小坂井竜也です。

今年1月7日に東京都にてコロナウィルスの感染者の急増の影響をうけて、緊急事態宣言が発令されました!

その後、各都市においても続々と緊急事態宣言が発令されている状況です

このような状況下の中、ただでさえ感染のリスクは避け、不要不急の外出は控えたいところ…

しかし、歯医者さんは緊急性の高い治療の場合があるので、感染のリスクを最大限配慮して、開院しております!(当院でのコロナ対策についてのブログはこちら

今回のお話は、緊急事態宣言下かつ患者さんの難しい状況で、神経を守り、最速でセラミックで修復したお話になります。

では、詳しくお話をしていきましょう!

今回の患者さんは、そのような中で更に島出身の方で、緊急事態宣言のため、一週間以内に島に帰らなければならない!そして、お子さんも生まれて5ヶ月なので、これるタイミングが限られている!そんな患者さんの治療のお話です(このお話は患者さんの許可を得ております)

結論から言えば、この患者さんの治療は、神経をVPT治療で保護し、後日、強度の高いセラミックで当日に治療を終えることができた症例になります。(即日セレック治療

さて、本題に移ります!

この方は、他院で、詰め物が取れてしまっており、虫歯をとって仮の蓋をしてもらっていました。

そこで、痛みが出てしまい、症状が続くなら神経を取らなくてはならないと診断されたそうです。そんな中で、都内で緊急事態宣言が発令されていまいました!

しかし、神経を取る治療を行うと通う回数が増えてしまい、当分通えない。

そもそも神経を取ると、歯の寿命が短くなるから、できる限り神経治療はしたくない。

当院にかかったときは痛みはだいぶ治まってきているようですが、患者さんは気が気でないようです。

患者さんのおかれる環境や状況をかんがみると、不安で仕方ないことも理解できますね・・・

当院では、セカンドオピニオンのような、他院から困って来院される方も多く見られます。

そのような方こそ、しっかり、患者さんの声を聞き、それまでの背景を把握し、更に客観的に正しい診断を下し、相互的に治療方針を判断する必要があります!

この患者さんは左下の奥から二番目の歯に対して前述の症状を示していました

処置前の画像は、撮影し損ねてしまったのですが、金属の詰め物が取れてしまっていて、虫歯をある程度とって、仮の蓋がしっかりしてありました。

前医の治療も決してわるい処置ではないと思いました!

しかし、必ず自分で処置する歯に関しては、自分で一から診断する必要があると、私は考えます。

今回は、当院にセカンドオピニオンにいらっしゃるまでの背景を理解しました。

次回は、客観的にその歯を診断をし、今後の治療計画を建てて生きます!

全ては患者さんのために!

(VPT治療や1DAYセレック修復治療については自費治療になります)

医療法人社団徹心会ハートフル歯科