こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、、、

「院内感染防止対策」について書いていきたいと思います。

昨今、コロナの影響で感染については

特に敏感になっていると思います。

まず、最初に感染の3要素について説明していきます。

感染が成立するためには、、、

❶感染源(病原体🦠の量と病原性)

❷感染経路

❸感受性宿主

これら3つの要素が必要であり、これら全てがそろって感染が成立します。

そして、院内感染防止対策においてはこれらの要素の連鎖を断ち切ることが必要です!

連鎖を断ち切る対策として、、、

①感染源の除去(感染源対策:洗浄・消毒・滅菌)

②感染経路の遮断(感染経路別予防策)

③感受性宿主への対応(宿主対策)

医療・介護の現場において感染予防の基本となる対策はスタンダード・プリコーションの日常的遵守です。

スタンダード・プリコーションとは、医療・ケアを提供するすべての場所で適用される感染予防策で、標準的予防措置策とも呼ばれます。感染症の有無に関わらず、あらゆるご利用者様・患者様に対して普遍的に適用される予防策です。「汗を除くすべての血液、体液、分泌物、損傷のある皮膚・粘膜は感染性病原体を含む可能性がある」という原則に基づき、手指衛生や個人防護具(マスクやガウン他)の着用など感染リスクを減少させる予防策を示しています。

1985年、米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention:疾病管理予防センター)は医療機関などを想定した感染対策として、ユニバーサル・プリコーションを提唱しました。これは主に医療従事者を対象に、血液由来の病原体(HIVウイルスなど)から守るための予防策でした。このユニバーサル・プリコーションをすべての患者に適用できるよう改良したものが、1996年に米国CDCによって発表されたスタンダード・プリコーションです。
スタンダード・プリコーションでは主に「血液、体液、分泌物、嘔吐物、排泄物、創傷皮膚、粘膜など」を感染の危険性があるとして取り扱うことを勧めています。

院内感染防止対策とは、、、

・手指衛生

・防護具(ディスポーザブル手袋、サージカルマスク、プラスチックエプロン、ゴーグル)

・使用器材の取り扱い

・感染性廃棄物の取り扱い

・鋭利器材の取り扱い(曝露予防)

歯科における院内感染防止対策を考える場合に、洗浄・消毒・滅菌を理解することが

とても重要になってきます。

それらの処理を行う場合、患者様に使用する医療器具や器材を生体に与えるリスクの違いから

感染の危険性を考慮して3つのカテゴリーとして「クリティカル」「セミクリティカル」「ノンクリティカル」に分類した“スポルディングの分類”が参考になります。

今回はここまでになります。

次回は、「洗浄・消毒・滅菌」について書いていきたいと思います。

 

さぁ、今日も一日頑張りましょう!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科