セラミック治療<7>-矯正治療中にむし歯が、、、そんな時は即日治療-
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
今回は、、、
「矯正治療中に虫歯が、、、そんな時は」
セラミックの治療症例になります。
File number(7)です。
今日はこのような患者さんでした。
32才 女性
右下7番 銀歯の中にむし歯
矯正院からの紹介状を患者様が持ってきてくれます。
紹介状の依頼内容はむし歯治療でした。
添付されたレントゲン写真を確認すると
右下7番の銀歯の中にむし歯があることが分かります。
当院の矯正治療は「インビザライン」と呼ばれる
マウスピース矯正になります。
ワイヤー矯正の場合は、むし歯治療を行うために
ワイヤーを除去しなければ治療は困難になります。
当院の場合はCAD/CAMを応用した
相関法と呼ばれる方法を行います。
現在の歯牙のコピーを事前に撮影して記録しておきます。
その後、セラミックの形成を行います。
コピーと形成画像をコンピューター上でドッキングさせます。
すると、最初の歯牙の形そのままに形を変えずに
セラミックを作製することができます。
こ、こ、これが、、、
ハートフル歯科のやり方かーー!!
私はいつも行っています(笑)
スペシャリストと呼んでください♪( ´θ`)
どんな依頼でもお応えしますよ。
<術前レントゲン写真>
黄色丸部分が患歯ですね。
セラミック相関法を開始します!
<術前口腔内写真>
銀歯の浮き上がりが見えますね。
歯と銀歯の境界部におけるギャップから
細菌感染を起こして中にむし歯をつくっている
パターンですかね。
奥の方がむし歯が深く広がっていますね。
セラミックの形成していきます。
左上→中央→右下へとドッキングさせます。
左上:術前
中央:セラミック形成
右下:セラミックデザイン
セラミック形成後です。
術前の銀歯と相関させていきます。
透け透け画像を順にご覧下さい!
ミリング(セラミックの削り出し)を行います。
セラミックインレーがセットされました。
いかがですか?
使用中のマウスピースもぴったり入りました。
良かったー(^○^)
適切な位置にマウスピースがおさまるということ。
これが最終ゴールです。
Mission complete!!
CAD/CAMにおけるセラミック相関法は
幅広く使えて便利です。
形を変えずにできるということ、、、
素晴らしいですね。
歯科のデジタル化はまだまだ進化することでしょう。
いち早くより良いものを、その知識と技術を患者様に提供する。
これが私たちの義務であると感じております。
さぁ、今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹