歯を救うために(127-②)右上4番感染根管治療Part24-部分的歯肉縁下でMTMを希望されない場合②-
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
前回のブログの続きです。
両隣接部の近・遠心部における陥入歯肉を電気メスによって歯肉切除を行いました。
電気メスによる歯肉切除後、隔壁作成を行いました。
虫歯による軟化象牙質がやはりまだ一部残っていますので、可及的に除去していきます。
歯肉整形と隔壁によりラバーダム防湿が可能になり、根管治療の準備ができました。
根管治療における前処置ですね。
と、ここまでは順調に進んでいましたが、、、
実はここから先の治療に関しては、私は行うことができませんでした。
昨年の年末に右手首の骨折をしてしまい、2ヶ月間、右手首の回復のため治療の現場から外れることになってしまいました。
この患者様の治療は小坂井先生が引き継いでくれました。
小坂井先生、ありがとうございました。
この休養期間に理事長はじめ先生方、スタッフの皆さん、担当患者様には多大な迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
3月から少しずつですが、現場復帰させていただき皆様からの温かいお言葉もいただき、この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ここから先の治療内容に関して詳細を書くことはできませんが、結果報告だけでも最後まで書かせていただければと思います。
根管充填後です。
治療も滞りなく終了して、とても良かったです。
支台築造(土台)、被せ物の治療まで小坂井先生が担当してくださるとのことで無事に終えることができそうです。
但し、術前の残存歯牙の状態が決して良好なものではありませんでしたので、引き続き経過観察が必要であると思います。
今回は、治療途中にもかかわらず自分のことで治療を中断しなければならなかったことが非常に残念でした。
今後はより一層の努力を行い、少しでも患者様に良い治療が行えるように邁進していく所存です。
さぁ、今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹