こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

少し前のコロナ禍においては、

歯科医院事情もメインテナンスのような患者様は一時少なくなり、

緊急性のある急患の患者様が増えていました。

詰め物などの脱離、歯が痛い…

当時はこの2つの主訴が特に多かったと記憶しています。

根管治療の場合は痛みが主訴の大半を占めます。

急に歯が痛くなった。

歯肉が腫れてしまった。

被せ物をしている歯が痛い。

歯を残すためには、神経を取り除き根管を殺菌する抜髄治療。

もしくは過去に根管治療が行われている歯の痛みの再発による感染根管治療が必要になります。

初診の患者様、再初診の患者様など様々ですが、

治療説明の段階で、よく聞かれるのが

「治療回数はどれぐらいになりますか?」

この質問は多いですね…

私はこのように答えるようにしています。

「平均して、その歯の根管数=根の部屋の数ぐらいかかります。」

どういうことか詳しく説明しますと、

前歯の場合、2~3回程度

小臼歯の場合、2~3回程度

大臼歯の場合、3~4回程度

但し、これはあくまで患者さんに分かりやすいように

目安であるということを必ず伝えています。

特に感染根管治療のような再根管治療のケースは、

根管の状態にも左右されますので、正確な治療回数は最終的にはケースバイケースとも伝えています。

根管治療では、根管をキレイに清掃・消毒しなければいけません。

根の先に膿がたまっている場合は、膿を出してあげないと次の治療にはなかなか進めません。

スムーズに治療が進む方もいれば、回数が多くかかってしまう方もいらっしゃるということです。

患者様には目安の回数はお伝えしていますので、

治療のイメージなどの参考にはなるかなと思っています。

一番良くないことは、途中で治療をやめてしまうこと。

治療の中断ですね…

歯を残すために必要な治療です!

頑張って治るまで通院していただければ幸いです。

今日も一日頑張りましょう!

“すべては患者様の笑顔のために”

今後ともよろしくお願い致します。

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科