こんにちは。

三鷹市 ハートフル歯科 歯科医師 井上貴史です。

11/16(日)に札幌で行われたGC主催のマイクロスコープで有名な秋山勝彦先生の講演「手術用顕微鏡は、TPP後の歯科医院経営の救世主?」を受講してきました。

以前もブログで書きましたが、秋山先生が一日講演をされるのは今まで4回しかなく、とても貴重です。

11/15(土)の診療が終わりすぐに羽田空港へ向かいました。

札幌は初めてでした。

11月中旬で雪があり、予想以上の寒さでした。

秋山先生は10月に米国コロンビア大学歯周病科のレジデントに講義をされたそうです。

コロンビア大学は2014年の世界大学学術ランキングにおいては、世界ランキング8位の優秀な大学で、ノーベル賞受賞者を101名輩出しており名門です。

米国、欧州においてはマイクロスコープは、歯内療法(根の治療)の分野では広く応用されていますが、日本の様には普及していません。

日本のマイクロスコープ普及率は2006年では1%、2014では6%です。

日本で普及してきたのは、歯内療法で使用される様になったこともあるかと思いますが、秋山先生のマイクロスコープ直視での術式である「The Micro Endoscopic Technique Akiyama Method」を発表してから普及率は上がったそうです。

この講演ではマイクロスコープでなければわからない事や高度な治療、日常行っている虫歯の治療はどのようなものか等興味深かったです。

この日が秋山先生の書いたポジショニングの本が解禁となり、その本を使ってのレクチャーもありました。

会場に歯科診療ユニットとマイクロスコープも準備され、実際に受講者の先生に秋山先生からポジショニングのレクチャーもありました。

展示ブースにはマイクロスコープでの画像をより患者さまにわかりやすく説明するツールとして、carina社から「ADMENIC DVP2」が置いてありました。

スマホのように画面をピッチイン、ピッチアウトで拡大縮小でき、ペイントで画像処理もスピーディです。

とても便利なツールだと思います。

つづく

医療法人社団徹心会ハートフル歯科