X-guideを利用した動的ガイデットサージェリー②
みなさんこんにちはハートフル歯科の野田裕亮です
今回のシリーズはインプラントをより正確に、より安全に手術するために
行っている方法についてお話しています
前回はX-guideを用いた動的ガイデッドサージェリーについてお話していました
前回のブログはこちらから
X-guideを用いた動的ガイデッドサージェリー①
従来のフリーハンドによるインプラント治療についての記事はこちらから
従来のインプラント治療の特徴
サージカルガイドを用いた静的ガイデッドサージェリーについての記事はこちら
静的ガイデッドサージェリー①
今回はX-guideのドリルの正確性についてお話します
X-guideはX-クリップと呼ばれる
チップを装着して術前CTを撮影し
手術当日も動部位に装着して手術を行います
CT撮影時とインプラント手術当日のクリップの位置を相関させて
手術を行います
ドリルの先端の位置をX-guideに読み込ませて手術を行います
その様子はまるで「カーナビ」
自分の進んでいる位置を正面のディスプレイを確認しながら
リアルタイムに把握して運転していきます
ドリルの現在の深度
シミュレーションポジションとの位置比較
リアルタイムカメラ
シミュレーションした顎骨データ
が同時に映し出され
リアルタイムにドリルの位置・深さを把握しながらオペを進めることが可能です
手術は患者さんの口腔内ではなく、画面を見ながら手術を行なっていきます
初めは患者さんの口腔内から目を離すのでそれに対する恐怖感がありましたが
歯肉の中、骨の奥の上顎洞や下歯槽神経の位置をナビゲーションソフトで把握しながらの
インプラント手術は慣れは必要ですが安心・安全につながるシステムだと確信しました
サージカルガイドのようにマウスピース付きのスリーブもないので
開口量が少ない患者さんも安心して手術を行うことが可能です
またマウスピースが入っていることでの注水冷却問題も解消できます
X-guideによる動的ガイデッドサージェリーのシミュレーションとの誤差は・・・・
今回はここまで
次回はX-guideによる動的ガイデッドサージェリーのシミュレーションとの
誤差についてお話します
あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・