連結冠の不適合②
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
今回は、前回からのブログの続きです。
今回は、前回からの内容を踏まえて術前、術中(セラミック作製)、術後を通して一連の流れに沿って進行していく様子を書きたいと思います。それでは、冠の不適合の改善における施術を行なっていきますね(о´∀`о)
43才 女性
右上2番
患者様より連結ブリッジが装着されている右上2番の段差部分が審美的に気になるので、
治療して欲しいという内容でしたね( ´∀`)
術前における口腔内写真の拡大画像です。
前回は、仮歯で終わりましたね。
今回は、仮歯を外してセラミック治療を行なっていきます。
支台歯形成が終わり、光学カメラで撮影を行いました。
CAD/CAM治療スタートです!
対合歯です。
歯の先端がすり減っていることが分かります。
歯軋りなどで咬耗していると思われます。
上下の歯の噛み合わせを確認します。
歯のマージンを確認して、コンピューター画面上でセラミックのデザインを行なっていきます。セラミック作製は技工士さんの仕事です。前歯は審美的要求が高いところです。
技工士さんの腕の見せ所ですね♪( ´▽`)
デザインが終わり、ミリング(削り出し)に入ります。
右上2番にセラミッククラウンが装着されました!
キレイにフィットしましたー(๑>◡<๑)
患者様もとても喜んでくれました。
元々、昔に他院で作製されており、連結されていた冠において右上2番の不適合が気になるため、どうにかしてほしいという患者様の要望から始まった治療でしたが、無事に終わりました。本当に良かったです!!
連結部を上手く外すこと、他の歯との色や形の調和などに気を配らせて、今回の治療に取り組みました。
時間や治療回数もそれほどかからなかったことで大きなストレスにもならず、改めて治療を行なって良かったと思いました。
お疲れ様でした♪( ´▽`)
今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹