こんにちはハートフル総合歯科グループの野田裕亮と申します。

 

前回から歯牙移植症例集第8弾をお送りしています。

 

前回は準備編として歯牙移植を選択するまでについてお話していきました。

詳しくは前回のブログをご覧ください

歯牙移植症例集2022⑧〜準備編〜

歯牙移植症例集2002⑧〜準備編〜

 

今回は〜手術編〜

サージカルガイドや歯牙レプリカを使用した自費による歯牙移植についてお話していきます。

 

前回のブログでも書きましたように

移植歯と保存不可能歯のサイズが大きく異なる場合、

抜歯同時移植を行うと移植歯を縫合するときに緊密に縫合できず、

治癒不全を起こしてしまう恐れがあるため、抜歯後待機移植を行うために

先行して保存不可能歯の抜歯を行います。

抜歯をして歯茎が治癒した状態がこちら

他部位の治療を優先して行っていたために、しっかりと治癒してしまっておりますが、

切開・剥離、縫合には問題ない状態です。

この状態で移植手術へ移行していきます。

 

サージカルガイドにより掘削していく目安の位置を骨に印記をつけ、

インプラント用のドリルによって移植床の形成を行います。

歯牙レプリカが入るように何度も試適を行いながら移植床の形成を行います。

歯牙レプリカがしっかり入った状態がこちら

ここまでしっかり入ったら移植歯の摘出を行います、

今回は親知らずではなく左上の7番目の歯。

銀歯は入っているので銀歯を除去しつつ慎重に抜歯を行います。

歯牙レプリカと実際の移植歯の比較写真です。

左が歯牙レプリカ、右が移植歯です。

歯牙レプリカの再現性が高いことがお分かりいただけるでしょうか?

歯牙レプリカにて移植床の形成は完了していますので、

あとは移植歯を移植床に入れるだけ。

多少の微調整はあってもすぐ移植床へと入れることができました。

掘削時に採取した自家骨と、再生療法のエムドゲインを移植歯の歯根に纏い、

縫合糸にて縫合、医療用接着剤にて固定を行います。

 

対合の歯と噛み合ってしまっては生着の妨げになる為、

噛み合わせは落とした状態で固定を行います。

 

ここまでが〜手術編〜となります。

 

4週間の固定を行い、固定除去を行っていきます。

 

次回からは〜固定除去編〜をお送りします。

固定除去から根管治療までをお話していきます。

 

保存不可能と言われた場合、

もしかしたら「保存的治療」によって治せる術があるかもしれません

抜いてしまうその前に一度ご相談ください。

 

あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・

医療法人社団徹心会ハートフル歯科