こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、、、

「銀歯の被せ物の下に虫歯が、、、そんな時は」

セラミックの治療症例になります。

File number(6)です。

今日はこのような患者さんでした。

39才 男性

右下6番 銀歯の下にむし歯

この患者様は定期的に来院されている

メインテナンスのクリーニング時に衛生士さんが

右下6番において引っかかりがあることに

気づいてむし歯があることを見つけてくれました。

患者様にむし歯のことを説明して

土台と被せ物をやり直すことをお伝えしました。

患者様よりセラミック治療をご希望されましたので

処置を行うことにしました。

<術前パノラマレントゲン画像>

右下奥から2番目、右下6番において

銀歯の下にレジンコア(土台)が入っていますが、

空洞のような黒い部分があります。

これは恐らくむし歯ですね。

このように神経がない歯の場合は、実は要注意なのです!

なぜならば、痛みを感じないからです。

そのため、気づかないうちに進行していきます。

<術前口腔内写真>

銀歯の下、銀歯と歯質の境界部にむし歯があります。

穴があいてますね。

銀歯を除去すると、む・む・むし歯だあーー

むし歯を除去して新しくファイバーコアにて土台を作り直します。

ファイバーコアにて支台築造が終わり、

セラミックの形成をしていきます。

一番奥の歯との間の右下6番の遠心部歯肉をご覧下さい!

歯肉が赤くなり、出血して炎症を起こしていますね。

銀歯のような金属は帯電性という性質を持っているため

口腔内に浮遊している細菌が金属の周りに電気の力で

引き寄せられます。

歯と歯の間の清掃が行き届いていないと、

そこに磨き残しが起こり、食渣が溜まります。

食渣とは食事後に口の中に残った食べカスで、口臭の原因にもなります。

口腔内のケアがとても大事であるということ。

銀歯をセラミックに変えるということは予防にもつながるということ。

セラミックは金属ではないので、

もちろん、帯電性などはありませんから(笑)

ハートフル歯科ではいろいろなきっかけで

来院される患者様がいますが、中には歯に対する意識が高まる方も

いらっしゃいます。

患者様から言われることは

「先生、銀歯をセラミックに変えていきたのですが、、、」

「どう思われますか?」などど聞かれることがあります。

答えはいつも笑顔でこのように返しています。

「素晴らしいお考えだと思います。」

「一緒に治していきましょう!」と、、、

より良い治療をしようと全力で頑張っていると

ふとした瞬間に患者様からアクションが

返ってくることは歯医者冥利に尽きます。

いつもありがとうございます。

私の力の源です!!

歯医者で良かったな〜(^○^)

今日も誰かの役に立つことができたかな、、、と

次回に続きます。

 

さぁ、今日も一日頑張りましょう!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科