こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、、、

「クラック」と呼ばれる歯のヒビ、亀裂について書きたいと思います。

詰め物が割れた場合、むし歯で詰め物を除去した場合に

歯の辺縁付近に破折線を見かけることがよくあります。

破折線の深度や感染が起きているかどうかにもよりますが、

浅いものなどは痛みなどを訴えていらっしゃる方は少ないように感じます。

このようなケースにおいては、私は患者様の口腔内全体の歯の切縁と呼ばれる

てっぺんの頭の部分を見るようにしています。

大体の患者様の歯牙に対して大なり小なりありますが、

咬耗のような摩耗が見受けられます。

下顎前歯などが一番分かりやすいかもしれません。

下図の写真をご覧下さい!

他院で装着したセラミックインレーが入っていたのですが、

遠心側の辺縁付近でセラミックが一部割れていました。

全て除去してみると、遠心側壁に破折線が確認できます。

左下6番です。

むし歯も中にありましたので、それらも全て除去しました。

拡大画像です。

赤線が破折線になります。

破折線が歯髄近くまで達すると、歯髄炎を起こすこともあります。

破折線という隙間から細菌感染を起こしてむし歯をつくるわけですね。

これが進行して、ひどくなりますと歯根破折になります。

特に神経が除去されている失活歯は歯根破折のリスクが高まります。

ところで、

この患者様の噛み合わせを確認してみますと、

やはり破折線の入っている遠心部分に強い咬合干渉があることが

分かりました。

今回、セラミックの破折もありましたので

素材をe-maxセラミックと呼ばれる通常のセラミックより強度の高いものを

患者様と相談の上で入れさせていただきました。

銀歯のような金属の場合、歯牙よりも硬いために歯が負けてしまい

破折を助長させてしまう恐れも考えられるため、

セラミック治療にて対応させていただきました。

また当院では、噛み合わせが強い患者様には

歯ぎしり防止のためにナイトガードを勧めています。

保険適応の治療であるということや

簡単な型取りで処置は済みますので、気になる方は遠慮なく

スタッフまでお伝え下さい!

 

さぁ、今日も一日頑張りましょう!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科