こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、、、

「抗生物質と消炎鎮痛剤」です。

投薬について

つまり、お薬の話になりますが

話を分けて書いていくつもりです。

導入編として、

「炎症」をテーマに説明させて下さい!

歯科医院を受診する動機は

いくつくあると思いますが、

「痛い」「腫れた」

この二つは当然、

上位にランキングされてきますよね。

根の病気に関連して多いのかなと思います。

このケースの場合には症状や状態にもよりますが、

私も大体、抗生物質と消炎鎮痛剤のセットで

患者様に処方します。

でも、待てよと、、、

ふと疑問に思うことがあります。

お薬が全然、効かないことがあります。

また、教育的に刷り込まれているのか

本当に抗生物質と消炎鎮痛剤をセットで

コラボさせる必要あるのか…などなど

皆様、耐性菌はご存知ですか?

抗生物質を必要以上に乱用すれば

薬剤耐性ができます。

薬剤耐性とは、

生物が自分に対して何らかの作用を持った

薬剤に対して抵抗性を持ち、

これらの薬剤が効かない、

あるいは効きにくくなる現象のことを

言います。

そもそも、歯の病気の原因は

何ですか??

細菌ですよね。

根の病気も同じです!

根の病気は、

正式名称として根尖性歯周炎と

呼ばれます。

“炎症(Inflammation)”ですよね。

細菌が根管内に侵入して

感染を起こして体の反応として

炎症反応が起こるわけです。

では、本題に入りますよー!!

ここから炎症について説明します。

すいません、、、

少し難しい話に入りますが、

とても重要なお話なので

皆様の知識として、少しでも

お役に立てればと思います。

 

炎症とは、

生体の恒常性を構成する

解剖生理学的反応の一つであり、

恒常性を正常に維持する

非特異的防御機構の一員です。

炎症は組織損傷などの異常が

生体に生じた際に当該組織と

生体全体の相互応答により

生じるものです。

組織が損傷を受けた時、

細胞膜にあるリン脂質はアラキドン酸に変わり、

シクロオキシゲナーゼ(COX)の作用によって

プロスタグランジンが生成されます。

このプロスタグランジンの作用によって引き起こされる

「痛み、熱、腫れ」などの症状が引き起こされる現象を

炎症と言います。

一方、組織損傷時に血漿から遊離したブラジキニンは、

知覚神経を興奮させることにより、痛みを発生させます。

プロスタグランジンは、ブラジキニンと比較して直接的な

発痛作用は弱いのですが、

ブラジキニンによる発痛を増強させます。

この様に疼痛は両者の関わりから起こります。

[日本ケミファ株式会社HPより引用抜粋]

 

つまり、炎症反応の過程で放出される化学物質が

痛みの原因というわけです。

その化学物質を抑える働きのある薬が

消炎鎮痛剤なのです。

ロキソニン、ボルタレンなどです。

鎮痛薬には、中枢に作用する解熱鎮痛薬と

局所に作用する抗炎症薬があります。

ロキソニン、ボルタレンは抗炎症薬になります。

カロナールという薬がありますが、

これは、脳の体温中枢に作用して熱を放散させます。

そして、痛みを感じる視床と大脳皮質に働きかけて

痛みを感じにくくします。

解熱鎮痛薬ですね。

 

まとめていきます。

結局、抗生物質は必要なのでしょうか?

根管治療で細菌数を減らして、

痛みを消炎鎮痛剤で抑える。

「根管治療+消炎鎮痛剤」の組み合わせで

良いのでは?

いろいろ考えさせられます、、、

抗・生・物・質はどこいったのー??

ということで、

続きは次回へとつなげていきます。

よろしくお願い致します。

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科