こんにちは。

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

最近、ハートフル知恵袋に力を入れています(笑)

それでは、今回は第7回

「根管治療の手順について」
書きたいと思います。

今はインターネット、スマホ社会なので
知りたい情報はすぐに調べられますよね。

来院される患者様のほとんどは
とても良く調べていらっしゃる方が多いので、
驚かされることもあります。

しかし、根管治療について
イマイチ分からないという方もいらっしゃいます。

そこで、今回は根管治療の手順というか

流れについて改めてお話ししたいと思います。

このような動画もあります。

是非、御覧下さい!

https://www.youtube.com/watch?v=BWhpNFyI_QA

<根管治療の手順>

1.カウンセリング

問診により、主訴を聞かせていただきます。

2.レントゲン撮影

レントゲン撮影を行い、口腔内の状態を確認させていただきます。

必要な診査・診断を行い、症状の把握に

つとめます。

3.治療についての説明

患者様に現在の状態をお伝えし、治療法や流れに

ついて説明します。

→治療内容に御理解と御納得が得られたところで、
    治療に進んでいきます。

4.根管治療前処置

被せ物や詰め物、また土台が入っている場合は
除去して外していきます。

ラバーダムがかけられるように、隔壁の作成を

行います。

5.根管清掃、消毒

感染している神経の除去、もしくは過去に充填

されているガッタパーチャ(根管充填材)の除去を

行います。

そして、消毒・貼薬を行います。

これを数回繰り返します。

6.マイクロスコープ、CT撮影

マイクロスコープにより、根管の状態を確認し、
また破折などの有無も確認していきます。

必要があれば、CT撮影も行います。
その場合は、CTによる診断・説明をさせて

いただきます。

保存不可能な問題点があれば、
根管治療はその時点で中止となります。

7.根管充填

これまでの流れで特に問題なく進み、
根管の清掃・消毒が終わりましたら、
最終ステップの根管充填を行っていきます。

根管に最終的なお薬を入れます。

最後に、術後の確認のためにレントゲン撮影を

行います。

8.支台築造、歯冠修復

根管治療が終了したら、土台を入れて被せ物を

作製します。

ハートフル歯科の場合、土台はファイバーコア

おすすめしています。

被せ物は保険内であれば、銀歯。
保険外であれば、セラミック

ご用意しております。

但し、根尖病変が大きく経過観察が必要な場合は
土台まで入れて様子をみることもあります。

もしくは、予後不良のため外科的根管治療へ
移行する場合もあります。

いかがでしたでしょうか?

一連の流れはお分かりになりましたでしょうか?

皆様のお役に立てていただければ幸いです。

“すべては患者様の笑顔のために”

今後ともよろしくお願い致します。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科