こんにちは。

三鷹市 ハートフル歯科 歯科医師 井上貴史です。

9/21(日)に東京・中央大学駿河台記念館にてオーラルアカデミー主催の第101回症例検討会にミナ先生、野田先生、衛生士の森川さん、釜澤さん、技工士の木村さん、佐藤さんと一緒に参加して来ました!

今回はマイクロスコープの内容ではなく、小児矯正についてです。

私は週に2回ほどハートフル矯正・小児歯科に勤務させて頂いております。

今回は小児矯正(床矯正)で有名な鈴木設矢先生の小児矯正や症例を講演頂きました。

鈴木先生からは歯並びが悪い(不正咬合)場合は、「なぜその歯並びになったか原因を考える」と教えて頂きました。
どの分野の治療でもそうですが、「診査・診断」がとても重要となります。

例えば、指しゃぶり等の悪習癖があると前歯が咬まなかったり、前歯を使わないお子様だと歯並びが重なったりします。
歯並びだけでなく、顔つきまで変わります。
顔の筋肉が弱いお子様だと目がたれめ、への時口になったりします。

舌のポジショニングも非常に重要です。
ハートフル歯科でも行っております、ガムトレーニングでも舌のポジショニングの診査・診断ができます。

不正咬合の原因の除去をしない限り長期的で良好な経過は得られません。
鈴木先生の症例からは矯正装置を使わずに原因を除去し,正しい成長刺激を与えることで歯並びが改善しており感激しました。

診査・診断のなかでも最も重要なのは年齢です。

特に犬歯がはえる9歳半頃より前に前歯をそろえることが大切です。

早期発見・早期治療をすることで、治療期間の短縮や治療費用が少なくなることがあります。

我々歯科医師は歯や歯並びだけが治療対象ではなく、正しい成長刺激を与えると顔全体がよい顔へ変わることができます。

まずは、診査・診断が重要なので、お子様の歯並びや指しゃぶりなどの悪習癖などご相談がございましたらお待ちしております。

鈴木先生貴重な講演ありがとうございました!

このような機会を頂き、理事長、ミナ先生ありがとうございました!

医療法人社団徹心会ハートフル歯科