こういうケースでは抜歯しろ！②
みなさんこんにちはハートフル総合歯科グループの野田裕亮です
みなさん親知らずが生えてきたらどうしようと考えたことがありますか？
親知らずと聞くと
腫れるんでしょ？抜くと痛いんだよね？
親知らずって抜いた方がいいって聞くけど・・・
そんな言葉が聞こえてきそうです。
前回から
「親知らずって本当に抜かなければならないの？」
について徹底解説しています！
前回は「こういうケースでは抜歯しろ！」について
親知らず自体がすでに虫歯や歯周病に罹患している場合
をお話しました
前回のブログはこちらから
今回は
「こういうケースでは抜歯しろ！」
の続きについてお話していきます
②他の治療計画で妨げになってしまっている場合
ブリッジや入れ歯、矯正やインプラントを
行う計画を立てた際に親知らずが邪魔になることがあります
治療を行う上で抜歯が必要になるわけですから
抜歯をしなければなりません
もし親知らずの抜歯を回避したいのであれば
抜歯を回避した上での治療計画を再度練り直してもらわねばなりません。
抜歯した上での計画と抜歯しない場合の計画
どちらも計画してもらえれば
患者さんもイメージ湧きやすいですよね。
一度ご相談してみてもらってもいいかもしれません
ちなみに矯正治療を行う場合
絶対に親知らずを抜けなければならないと
思っていらっしゃる方が多くいらっしゃいますが
これはケースバイケースです
前突といい、出っ歯の歯並びの場合は奥に歯を移動しなければなりません。
全体的に歯を奥に移動したい時に埋まっている親知らずが
車止めのように邪魔してしまうと
計画通りに歯が動かない時があります
逆に奥歯はそのままで前歯だけで歯並びが改善できる場合は
特に抜歯の必要はありません
親知らずの抜歯が必要なケースなのか
相談してみるといいかもしれません
いかがだったでしょうか？
今回は「こういうケースでは抜歯しろ！」の
他の治療計画で妨げになってしまっている場合
についてお話しました
親知らずを残すことでのメリットデメリットを含め
治療計画を練ってもらうことをお勧めします！
かかりつけ医として患者さんの普段お困りのことを
少しでも減らせるような診療を心がけ日々歯科医療に従事しております。
何かお困りのことがありましたらぜひご連絡ください。
虫歯・歯周病は予防できる感染症です。
予防したい方、改善したい方は一度歯科医院へご相談ください
あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・
