こんにちは!ハートフル総合歯科グループ 歯科医師 小坂井 竜也です

このシリーズでは上の総入れ歯の作っていく流れや、ポイントを中心にお話します。

前回から、前の入れ歯が合わない原因とおもわれる、噛み合わせを改善する段階に入りました!

患者さんのもっている正しい噛み合わせの顎の動きをトレースする下準備が終わりました!

今回は、通法に近い形で噛み合わせを取っていきました。

そして、重要なポイントは、噛みこむのではなく、一番開いた状態から、最速で閉じる動きを、適正な高さで再現する方向で決めました。

この最大開口➡︎最速閉口がスピードを持って動くことが可能ならば、それまでに障害となる余計な動きがないという考えの元に行っております(故 下川先生 参照)

当たり前なのですが、噛み合わせは、歯だけだはなく、関節、筋肉全体の動きから構成されています。だから、良い噛み合わせを取るためには、どこにどの筋肉があって、どう動くのか?や関節についても正しい知識が必要です。このポイントを意識して、噛み合わせを取っていきます。

(この理論は、噛み合わせにおける筋肉の状態、関節の状態も考慮するので、今までの不自然な噛み合わせだと、筋肉の過緊張など必ず発生しているので、それを取り除かないと、良い噛み合わせは取れません。今回は、趣旨から外れるので省きますが、いずれお話しする機会があれば、ご紹介します。)

そして、概念的ですが、下顎が、上のワックスに自然に吸い付くイメージに顎運動ができるようになったら綺麗に型が取れている状態です。

そして、身長と噛み合わせの高さの基準値を求めたスベースディバイダーというスケールがあるため、そちらを使用して、問題ないかを確認します。

適正な高さの範囲内ですね!(写真が、次回の仮の入れ歯の状態での審査の写真しかなくてすいません)

 

そうして、噛み合わせを取っていきました!

この時点で、ある程度上顎に吸着が認められました!

次回は、この状態を基準に、仮に歯を並べた入れ歯を作成して、お口の中で試し入れをしていきます!

全ては患者さんのために!

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科