こんにちは

ハートフル総合歯科グループの野田裕亮と申します。

先月の矯正的挺出術、意図的再植法、歯牙移植術の講義に引き続き、下地勲先生の「歯と歯列の保存セミナー」に参加してきました。

 

3日目は「移植・再植を始めよう」4日目は「自家歯牙移植とインプラントの使い分け」について学びました。

歯牙移植手術の経験はありますが、まだ数件ほど。自分の中で厳しく適応基準を設けて処置を行なったため、今のところ予後不良で抜歯に至った歯はありませんが、より多くの歯を救えるよう、明確な適応基準についてブラッシュアップをと考え今回も受講させていただきました。今後、今回受講した4日間コースの内容も踏まえ「歯牙移植」についてこのブログにてご紹介できればと思っております。「臓器移植」は聞いたことあるけれど「歯牙移植」は聞いたことないという方たくさんいらっしゃると思います。

歯が残せないと言われたときにひとつの選択肢としてあればきっと将来が違うと思います。

インプラントに関しては規格化されていることから、インプラント体によって予後が左右されることはほとんどありませんが、歯牙移植に関してはドナー歯の歯根膜の状態に左右されることが多く、一般的に成功率は5年生存率で90.1%(2011年救歯会)、93.5%(2003年東北大学)との発表があります。全てのケースで同じドナー歯の形態ではないため、また術式も異なるために一つの目安にしていただければと思いますが、やはりインプラントと比べると成功率に劣ることが多少あるようです。

しかしご自身の歯を残せることはベストだと私は考えます。その理由については今後のブログにて。

歯牙移植の成功率を1%でも高めるために、患者さんの負担を少しでも和らげることができるために、日々勉強していきたいと思います。

それでは次回は「歯牙移植」の1例をご紹介したいと思います。

歯牙移植について聞いてみたいという方、歯が残せないと診断された方、是非ご相談ください。もしかしたら歯牙移植が適応になるかも知れません。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科