こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は前回の続きです。

歯を救うために(57-①)根管治療における抗生物質と消炎鎮痛剤について①-炎症とは?-

「抗生物質」をテーマに

書いていきたいと思います。

抗生物質とは何でしょうか?

抗菌薬とも言いますが、

その中でも微生物が作った化学物質を

抗生物質、抗生剤と言います。

ここからはまとめて、

抗菌薬とさせていただきます。

抗菌薬は細菌の構造や

細菌が増えていく仕組みの部分を

邪魔して効果を発揮します。

例えば、代表的な抗菌薬である

ペニシリンは細菌の細胞壁の

合成を阻害します。

ヒトと細菌の大きな違いは

細胞壁があるかどうかです。

ヒトの細胞には細胞壁がありません。

そのため、ペニシリンは

ヒトの細胞に影響を与えず、

細菌のみを攻撃することができます。

このように、抗菌薬は細菌の仕組みに

関与します。

細菌以外の病原体(ウイルスや真菌など)が

原因となる感染症には効果を期待できません。

 

そもそも、

なぜ抗生物質の話なのか?

前回の話で、

「消炎鎮痛剤でいいんじゃないの?」

そんな風に思われたと思います。

でも、私は先輩ドクターのトークから

「抗生物質は細菌を抑えてくれますから〜」

「根の病気は細菌が原因ですから、

抗生物質を飲んで細菌を減らして…」などと

聞いてきました。

もちろん、それを疑うこともなかったです。

それは、理にかなったような

正論に聞こえるため納得してました。

臨床を行なっていると、

いろいろ考えさせられることもあるわけで

調べてみると、炎症の話に辿り着き

結果、前回の話を踏まえて消炎鎮痛剤は

よーく分かりました。

そうなってくると、、、

抗生物質は耐性菌とかもあるから

必要以上にいらないのでは?

と思うわけです。

でも、現実問題として

必要な時も十分あるんですよね。

それはどのような時なのか??

皆様、「免疫力」はご存知でしょうか?

免疫とは、感染、病気、あるいは望まれない

侵入生物を回避するために

十分な生物的防御力を持っている

状態を指します。

つまり、外から侵入した細菌や

ウイルスなどを常に監視し撃退する

自己防衛システムのことを言います。

人間の体には細菌を抑える免疫力

というものが備わっています。

指を切った程度の場合、

そこから細菌が多少入っても体の免疫細胞が

細菌を撃退してくれますから、

全身に細菌が広がらずといった

大きなことには発展せず、治りますよね。

その時に抗生物質を飲むことはないと

思います。

しかし、絶対無敵ではありませんから、

体の免疫力と細菌のバランスがくずれること

ありますよね?

つまり、感染が全身に広がろうとしている

ような時はバランスがくずれていると

言えます。

発熱、腫れる、リンパ節が腫れる、

腫れて口が開かないなど。

腫れてます。

パンパンですね、、、

腫れがひきました。

 

このような時が抗生物質を飲まなければ

いけないタイミングと言えるのではないでしょうか?

当院でよく処方するお薬、「サワシリン」です!

抗菌薬はお助けマン的な感じですかね。

やっぱり必要なお薬でしたね笑笑

その時々の状態や症状に合わせて

処方すべき薬を選択するべきです。

何か、当たり前のことを

もっともらしく言ってますかね(°▽°)

今回も長々とすいません、、、

さぁ、今日も一日頑張りましょう!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科