こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回も前回からのブログの続きです。

そもそも、なぜ抗生物質の話なのか?

前回の話で、「消炎鎮痛剤でいいんじゃないの?」

そんな風に思われたと思います。

でも、私は先輩ドクターのトークから

「抗生物質は細菌を抑えてくれますから〜」

「根の病気は細菌が原因ですから、抗生物質を飲んで細菌を減らして…」などと聞いてきました。

もちろん、それを疑うこともなかったです。

それは、理にかなったような正論に聞こえるため納得してました。

臨床を行なっていると、いろいろ考えさせられることもあるわけです。

調べてみると、炎症の話に辿り着きました。

結果、前回の話を踏まえて消炎鎮痛剤はよーく分かりました。

そうなってくると、、、

抗生物質は耐性菌とかもあるから必要以上にいらないのでは?

と思うわけです。

でも、現実問題として必要な時も十分あるんですよね。

それはどのような時なのか??

皆様、「免疫力」はご存知でしょうか?

免疫とは、感染、病気、あるいは望まれない侵入生物を回避するために

十分な生物的防御力を持っている状態を指します。

つまり、外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのことを言います。

人間の体には細菌を抑える免疫力というものが備わっています。

指を切った程度の場合、そこから細菌が多少入っても体の免疫細胞が

細菌を撃退してくれますから、全身に細菌が広がらずといった大きなことには発展せず治りますよね。

その時に抗生物質を飲むことはないと思います。

しかし、絶対無敵ではありませんから、体の免疫力と細菌のバランスがくずれることありますよね?

つまり、感染が全身に広がろうとしているような時はバランスがくずれていると言えます。

発熱、腫れる、リンパ節が腫れる、腫れて口が開かないなど…

腫れてます。

パンパンですね…

腫れがひきました。

 

このような時が抗生物質を飲まなければいけないタイミングと言えるのではないでしょうか?

当院でよく処方するお薬、「サワシリン」です!

抗菌薬はお助けマン的な感じですかね。

やっぱり必要なお薬でしたね(笑)

その時々の状態や症状に合わせて処方すべき薬を選択するべきです。

何か、当たり前のことをもっともらしく言ってますかね(°▽°)

今回も長々とすいません、、、

今日も一日頑張りましょう!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科