親知らずの問題を放置することでのリスク⑤
みなさんこんにちはハートフル総合歯科グループの野田裕亮です
みなさん親知らずが生えてきたらどうしようと考えたことがありますか?
親知らずと聞くと
腫れるんでしょ?抜くと痛いんだよね?
親知らずって抜いた方がいいって聞くけど・・・
そんな言葉が聞こえてきそうです。
前回から
「親知らずって本当に抜かなければならないの?」
について徹底解説しています!
前回は「親知らずの問題を放置することでのリスク④」として
⑧関節炎
⑨骨粗鬆症
⑩がん
について解説しました。
前回のブログはこちらから
「親知らずの問題を放置することでのリスク①」
前回までが
虫歯・歯周病と全身疾患との関連性についてのお話でした
今回からは
「親知らずの問題を放置することでのリスク⑤」
として局所的な問題について解説していきます
親知らずの問題を放置することで考えられる
局所的な問題として
『隣在歯への波及』
が考えられます
写真のような手前の歯に引っかかっている
親知らずを放置してしまうと
隣在歯の隣接面が不潔域になります
細菌感染が隣在歯まで波及してしまうと最悪の場合
隣在歯の保存が脅かされます
そのため親知らずの生え方によっては親知らずを
保存しておくことのほうがかえってリスクとなるのです
いかがだったでしょうか?
今回は
親知らずの問題を放置することでのリスクの
局所的なリスクについてお話しました
今回までで全身疾患との関連性、局所的な問題との関連性について
お伝えできたと思います。
過去のブログと合わせて知っていただければ幸いです。
次回は「こういうケースでは抜歯しろ」についてお話していきます
親知らずを残すべきか、保存すべきか
歯科医師の先生の中でも意見が分かれるところではありますが
患者さんとリスク、また残しておくことでのメリットについて
共有することがとても大事だと考えています
かかりつけ医として患者さんの普段お困りのことを
少しでも減らせるような診療を心がけ日々歯科医療に従事しております。
何かお困りのことがありましたらぜひご連絡ください。
虫歯・歯周病は予防できる感染症です。
予防したい方、改善したい方は一度歯科医院へご相談ください
あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・