みなさんこんにちはハートフル総合歯科グループの野田裕亮です

みなさん親知らずが生えてきたらどうしようと考えたことがありますか?
親知らずと聞くと

腫れるんでしょ?抜くと痛いんだよね?
親知らずって抜いた方がいいって聞くけど・・・

そんな言葉が聞こえてきそうです。

前回から
「親知らずって本当に抜かなければならないの?」
について徹底解説しています!

前回は「親知らずの問題を放置することでのリスク②」として
③呼吸器疾患
④認知症
⑤早産や低体重出生児のリスクについて
について解説しました。
前回のブログはこちらから

今回からは
「親知らずの問題を放置することでのリスク③」
について解説していきます

⑥免疫力の低下

歯周病と免疫力の低下には密接な関連があります
歯周病は歯肉の炎症を引き起こす細菌感染症であり
免疫系の反応が重要です。
免疫力が低下すると免疫細胞が細菌に対する防御を
十分に行えず歯周病の進行を抑制できなくなります。
逆に歯周病が進行すると体全体の免疫応答が活性化され
免疫力が消耗される可能性があります。
したがって免疫力の低下は歯周病の進行を促進し
歯周病の進行は免疫力を低下させる悪循環が生じることがあります。
歯周病の予防や治療は免疫力を維持し健康な歯周組織を保つ上で
とても重要です。

⑦消化器疾患

口腔内の細菌が消化器系に影響を及ぼす可能性があります
歯周病現金は口腔内から消化器に侵入し
そこで炎症や他の病気を引き起こす可能性があります。
特に胃や腸の炎症を引き起こし消化器疾患のリスクを高めることが知られています。
また歯周病の進行により口腔内の細菌が増殖してそれらが体内に吸収されることで
免疫系に負担をかけ消化器系にバランスを崩す可能性もあります。
さらに慢性的な炎症反応は全身の炎症を増加させ消化器疾患の発症や進行に
寄与することが示唆されています

いかがだったでしょうか?
今回は
免疫力の低下や消化器疾患のリスクについて
お話しました。

気になる方は一度歯科医院へご相談ください

あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・

医療法人社団徹心会ハートフル歯科