こんにちは。

 

東京都 三鷹市 ハートフル歯科医院、武蔵野市 ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院 歯科医師 井上貴史です。

いつもありがとうございます。

 

今回は、なるべく歯の根(歯根)を保存したケースについて書きたいと思います。外科的歯内療法の歯根端切除術の症例です。

 

以前のブログの外科的歯内療法の歯根端切除術について書かせて頂きましたブログはこちらになります。よろしければご査収下さいませ。https://heartful-konkan.com/blog/dr_motoyama/11435

 

実際の歯根端切除術を行ったケースとなります。

患者さんには治療写真やレントゲン写真などの資料を使用させて頂くことを十分に説明させて頂き同意を得て使用させて頂いております。

患者さんの主訴は左上の歯の違和感がとれないことが気になり来院されました。全身疾患はありませんでした。なるべく歯を抜かないで治療してほしいと希望されております。

術前に診査診断し、まず被せ物(補綴物)を除去して根管治療を提案いたしましたが、患者さんは以前に根管治療をしており再度被せ物(補綴物)を除去しての根管治療は希望されませんでした。

 

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口腔内所見、X-P写真から左上側切歯の根尖に根尖病巣が確認されました。歯根端切除術の治療計画を立て、患者さんに説明し同意を得て治療を行いました。

左上側切歯の根尖の一部切除とともに根尖病巣を可能な限り取り除きました。

 

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夜間使用のマウスピースのナイトガードの使用をすすめました。

術後約5年X-P写真です。主訴である違和感が続いていた症状は改善されましたが、歯根端切除術を行っているため歯根のひびや歯根破折の可能性もありますので今後も注意深く経過観察させて頂きます。

 

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

井上貴史

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科