みなさんこんにちはハートフル総合歯科の野田裕亮です。
8月より当院ではミュゼホワイトニングが始まります。

それに伴い歯科衛生士の「100本ノック」ならぬ、
「ホワイトニング特訓」が始まりました。

ホワイトニング研修は
ミュゼホワイトニングで使用される
ポリリン酸ホワイトニングについての講義や
実際の施術の流れ、体験会を3日間の中で行いました。

ポリリン酸ホワイトニングの特徴は
その成分である短鎖分割ポリリン酸は歯の表面に付着した汚れを
優しく浮き上がらせて剥がし落とす力があるとともに
歯の内部を漂白する「過酸化水素」の漂白効果と高める働きがあります。

通常のホワイトニングは「過酸化水素」による漂白効果により歯を白くします。
ただし漂白とともに起こるのは脱水。
よくホワイトニングを検索すると
「ホワイトニング 痛い」「ホワイトニング しみる」「ホワイトニング 食事制限」
と出てきます。

これはホワイトニングの脱水作用によるものです。
この脱水は100%水分が戻るまでは1週間〜10日かかると言われており、
その期間は着色のある食べ物・飲み物は避けるようにと注意されます。
脱水後の吸水で色が入ってしまいますからね。
それなら豆乳や豆腐を食べる生活なのかなぁと想像していたら、
それも着色成分を含むそうです。「え?白いのに!?」
そう思いますよね?
歯の着色の主成分はポリフェノールだそうです。
ポリフェノールってワインとか葡萄とかそういったものにしか含まれていないもの
なんだと思っていました。

でも植物のあらゆるものに含まれているそうです。
例えば白菜の芯、しばらく経つと黒ずみが出てきたりしますよね

これもポリフェノールだそうです。
「あら〜白菜もかぁ」
そう思いながら講義を聞いていました。

ミュゼホワイトニングの場合、過酸化水素とともにポリリン酸が歯の表面の
エネメル質内に浸透し、保水効果を発揮します。
そのため、過酸化水素による漂白とともに出るデメリットである脱水をカバーするため
術後の痛みがほとんどでないのです。
(短期間に何度も施術を行えば脱水の方が強くなるためしみることがあります)
また、術後の飲食の制限もありません。
(ここは私にとってはとても大事w)

次回はミュゼホワイトニング体験について書きたいと思います!

あなたの歯が1本でも多く残せますように・・・

医療法人社団徹心会ハートフル歯科