マイクロスコープって、アナログなんですよ!知ってましたぁ〜??
いまどき、アナログ?!えっ??
なんでもデジタル化ですよねぇ。

マイクロ越しの画像って、鏡越しの映像を見ながら治療しているんです。マイクロ越しの画像って、反転しています。鏡見ながら、白髪抜くのって難しい。おんなじぃ〜。

マイクロスコープ下で治療するってことは: マイクロスコープの鏡筒を覗き込み、反転画像を頭の中でくるくるしながら、細かい作業をするってこと。

「むずかしぃ〜。」
訓練が必要だし、器用でないと出来ない!

しかし、デジタル化すると違う。
最新のデジタル化映像技術で、リアルタイム反転画像が可能になりました!(白髪も抜ける!^_^)
アナログ時代の一眼レフのカメラで、野球のボールや走っている電車をピントを出して写真撮るのって難しい。
画像を追うのも難しい上に、ピントが出ない。
でも、最新型のiPhoneなら、出来そう!
カメラは、デジタル化=デジカメで、素人写真家が増えました。
誰にでもきれいに撮れるようになったからです。
フィルムと違い、現像にいちいちお金もかからない。即時性もあるでしょう。このネクストビジョンもリアルタイム動画撮影、歯科医師と同じ映像が保存できます。治療説明も即時性!

アナログ→デジタル化 って
夜中に赤外線スコープで、戦うくらい戦力アップするということですね!

ネクストビジョン〜!
忙しい日々の間に上野のショールームに行ってきました!実機確認!

スゴイカメラの可動域が、広い!
従来の愛機、カールツァイス社のピコモラーよりも、広そう!もっと、端っこから、もっと下から口腔内を覗き込めます。
下から覗き込むにも限界が!自分の重ーい首をねじ曲げても患者さんの胸にあたりにもっていく、覗き込むにも限界があります。図上の丸の位置、そう胸にあたってしまいます。

左右に広がるカメラ!
思いっきり左右から見ることが可能です!

イメージは、自撮り棒につけた、iPhoneで上から目線。下から目線、右左と。面白い写真が撮れる事を想像して下さい。

かなり横から振られた目線で口腔内を見渡せます。

実際には、このようにポールにつけた4kカラーモニターで、画像確認をしていきます!接眼レンズはありません。鏡筒がないので、
1.モニターを見る。
2.口腔内を直視する。
強拡大、直視の二つの視野で、歯科治療を行います。
人間の視線も、集中すると一点を注視します。周りが見えなくなります。
デジタル化することで、その注視の最大80倍の拡大視野を確保して治療することが可能になります。
レンズで拡大することに加えて、映像でデジタル拡大をする。合わせ技での極強拡大が可能になります。
ハンディーカムでも、レンズ拡大の後、画像は荒くなりますがデジタル拡大でもっと高倍率で子供の映像を撮ることが可能ですよね!おんなじです。

 

見て下さい。
破折線や根管中までバッチリ見えています。

まとめ、
マイクロスコープにデジタル技術を合わせると

1.ミラー画像も普通に見ている画像に変わる。
(パソコンの動画編集ソフト)
2.4Kの解像度。
3.即説明可能な映像=見せるに耐えるピントが、すぐに出来る。オートフォーカス
4.ライトの光量で、画面が明るい
5.モーラー機能(角度をつけた映像)が最強でしょう!

見えることで、自分の診療スペックが高まりますよ!
反転画像を追いかけないだけで、若手もミラー画像に慣れるトレーニングがいりません。15年前。開業した時に、鏡越しに字を書く練習をして、ミラーテクニックを習得した頃が懐かしい。

デジタル化で、歯科治療も変わっていきます。
デジタルマイクロスコープ
略して、「デジクロ」なんてね。
デジカメって死語になりましたね。すごく普及したからでしょう。デジカメ以外存在しなくなりました。今は、携帯カメラのみ。

デジタルマイクロが、標準的になるでしょう。

コンピューターテクノロジーで歯科医療は、大きく変化していきます。

歯科の未来も大きく進んでいますね!

全ては、患者さんの未来のために・・・

下田孝義

医療法人社団徹心会ハートフル歯科