銀歯をセラミックに変えるということ①
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
今回は、「銀歯をセラミックに変えるということ」をテーマに症例を交えて書いていきたいと思います。
銀歯をセラミックに変えることは、たくさんのメリットがあります。審美的要素だけではありません。審美的要素と機能的要素の両方の側面が備わっているからと思っています。メリットについては、その詳細はこのブログでは割愛させていただきますが、自分が一番良いと思っている治療を提供することが患者様にとって長期的予後の観点からプラスになると考えています。
53才 女性
右上6番
右上6番付近によく物が詰まるとのことで、それをきっかけに銀歯をセラミックに変えたい
ということでした。この患者様は私が診ている患者様のご紹介でした。
ありがたいことに最近多くの患者様がご友人やご家族の方を紹介して下さりまして、
とても感謝しております。ありがとうございます。
人のつながりはとてもいいですよね(^○^)
それではセラミック治療を開始します!
<術前口腔内写真>
銀歯自体はそこまでひどくない感じですが、細かいところを見るとやはり歯と銀歯の境界部に
少し段差がありますね。これはマイクロスコープと呼ばれる歯科用顕微鏡で拡大すると、よく見えます。
銀歯を除去したところです。
補強材のセメントがやや劣化していますね。一つ手前の歯との間に食渣が見えます。
また手前の右上5番に入っているハイブリッドセラミック?みたいなインレーも劣化していますね。これは次回以降、やり直しさせていただくことになりました。
セラミックインレー形成後です。
大きなむし歯など目立ったものはありませんでした。
今回はここまでになります。
次回は、普段使用している光学カメラではなく、一つ前の旧型の光学カメラを使用して撮影して、セラミックを作製したお話について書いていきたいと思います。旧型と言っても十分現役として使用することができます。このカメラとも一体どれだけのセラミック治療を共に行なってきたかと思うと感慨深いものがあります(๑>◡<๑)
機械のスペックも大事ですが、それを扱う人間にそのスペックを最大限活かすことができるかどうも大切です。すいません、偉そうなことを言ってしまって…
でも、たくさんの症例を下田先生と一緒に行なってきた自負は誰にも負けないつもりです(笑)
今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹