歯を救うために(16)口腔内スキャナー コエックスi500
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
今回は、、、
株式会社ヨシダより販売された新型口腔内スキャナー「コエックス i500」を早速使用してみましたよ…(*´σー`)エヘヘ
カメラが軽くて助かります。
Primescanは正直重いです…(/TДT)/あうぅ・・・・
これ最初に使用した時の率直な感想です。
セラミック治療が多いので、当然撮影回数が増えるため、重いと腕と肩が疲れると下田先生が仰られてました…笑笑
右下6番根管治療後のかぶせ物においてセラミック治療を行いました。
写真は形成後です。
撮影深度を色で判別します。
個人的に緑の色に違和感…笑
カラーモードにもできますのでご安心下さい!
噛み合わせのドッキングもスムーズでーす!
set後です。
適合も噛み合わせもバッチリでした。
実際に使用してみて私と技工士本田さんで感じたことをまとめてみました。
Medit社のコエックスi500の特徴としては
<長所>
・ヘッドが小さい
・カメラが軽い
・撮影がパウダーフリーでスムーズ
・撮影表示を深度識別にすることで接写した箇所は緑、深度が深い場所は赤で表示される。
同じ場所でも1秒撮影を続ける事で赤、黄、緑と撮影情報の変化が視覚的に分かる。
・頬粘膜が写り込んでも重ね撮りで上書きできる。撮影部分の余剰部における削除も簡単
・リファイン後に追加撮影可能
・エクスポート時に基底面を設定することで、基底面がフラットな状態で排出される。
3Dプリンターでプリントした際にマウスピースが作りやすい。
<短所>
・リファイン後の確認はデザインソフトに入れないと確認できないためリファイン前に形成確認をする必要がある。
・インラボに読み込んでデザイン、インラボカムからミリングマシンにエクスポートしてミリングへ
トロフィー同様に工程が多いので、オムニカムに比べて技工時間がかかる。
長所、短所はありますが、
実際の臨床において使用した感じは、特に大きな問題もなくスムーズに行うことができました。
改めてCAD/CAMシステムの素晴らしさを感じました。
また一つハートフル歯科の魅力が増えたことでしょう…笑
今後ともよろしくお願い致します。
“すべては患者様の笑顔のために”
本山 直樹