こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

今回は、前回からの治療の続きでラストまで走っていきますよー٩( ‘ω’ )و

前回でsinus tractもなくなり、根管内の機械的拡大、清掃・消毒も終わりました。

いよいよ根管充填の準備が整いました。

根管充填後です。

3根管に最終的なお薬、根管充填材がしっかりと入りました。

近心頬側根管(MB)、遠心頬側根管(DB)は根尖が閉鎖している閉鎖根管でした。

そのため、根管があいているところまで根管充填材を入れました。

ファイバーコアにて支台築造しました。

歯肉が赤みがかっているところは一部歯肉炎を起こしていますね( ´Д`)y━・~~

この患者様は口腔内における清掃環境があまり良くなかったため、全体的に歯肉炎を起こしている状態でした。そのため、治療と並行してお口の中のクリーニングも行いました。

右上6番セラミッククラウン形成後の撮影画面です。

対合歯です。

下顎は他院にて矯正装置がついている状態です。

お口の中の清掃状態を保っていく必要があることを衛生士さんから伝えてもらいました。

セラミッククラウンのデザイン後です。

ミリング(セラミックの削り出し)を開始します!

セラミッククラウンを装着しました。

キレイに入りましたね!良かったです♪( ´▽`)

矯正医院などの他院からの根管治療の紹介も行っていますので、何かあればご相談下さい!

今回の患者様は上顎部分の治療を終えてから矯正装置をつける予定でしたので、比較的治療しやすかったと思います。ワイヤー矯正が既に始まっている場合は、矯正医院の先生に連絡して治療中は矯正装置を外してもらうように依頼してから処置を行います。

そのため、少々ステップを踏まなければいけません(-_-)

当院の場合はインビザラインと呼ばれるマウスピース矯正を行っています。

むし歯などの治療やお口の中の清掃も行いやすいため、むし歯や歯周病などのリスクは少ないと言えます。被せ物などの治療もCAD/CAMによる相関法で複雑化することなく、シンプルに治療できるのも魅力です!

最後に根管治療とセラミック治療まで合わせて

4回の治療で終わることができました。

今後は根管治療を行った歯の経過観察を行っていきます。

永く歯が保たれることを願って…(๑>◡<๑)

今日も一日頑張りましょう!

“すべては患者様の笑顔のために”

今後ともよろしくお願い致します。

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科