こんにちは
ハートフル総合歯科グループの歯科医師井上貴史と申します。
今回は左上第二小臼歯の根管充填ついて書かせて頂きます。
前回のブログはこちらです→https://heartful-konkan.com/?p=18863&preview=true

前回までは左上第二小臼歯の感染根管治療を行い根管充填の流れについてまで書かせて頂きました。
今回は実際に根管充填を行っていきます。
まずは、なるべく痛みがないように歯科麻酔をしていきます。麻酔の注射の針が痛くないように表面麻酔のジェルを歯肉に塗ります。その後、時間をおいてから浸潤麻酔をします。
麻酔後に気分が悪くないかなど確認して治療を進めます。根管充填の際も根管治療同様にラバーダム防湿を行います。ラバーダム防湿をした後に超音波スケーラーを使用して仮の蓋をはずしていきます。
根管内から排膿や出血などないか、根管内が汚れていないか確認します。
今回は症状も改善され根管内もキレイになっていることを確認できました。
根管内をよく洗浄します。
その後に根管内を乾燥させます。
ペーパーポイントを使用して根管内の水分を取り除き乾燥させます。

この画像はピンセットを使用してペーパーポイントを根管内に挿入しているものです。根管内をよく乾燥させます。

根管内を乾燥させました。
再度、根管内の状態を確認していきます。
これから根管充填をしていきます。
根管充填材はガッタパーチャを使用します。
このガッタパーチャは熱を加えると変形します。
根管充填の方法は大きく分けると2つ方法があります。
1つ目は側方加圧充填法、もう1つは垂直加圧充填法があります。
簡単に説明すると側方加圧充填法はガッタパーチャを側方(横)に圧をかけて根管内をガッタパーチャで封鎖します。
垂直加圧充填法はガッタパーチャを垂直(縦)に圧をかけて根管内をガッタパーチャで封鎖します。
今回は垂直加圧充填法を選択しました。

この画像は熱を加えたガッタパーチャを根管内入れプラガーという歯科器具を使用してガッタパーチャを圧接しています。根管内に隙間があるとそこに汚れが入る可能性があるため、なるべく隙間がないようにガッタパーチャをつめます。

こちらは根管充填後のデンタルX-P写真です。左が術前、右が根管充填後です。
白く写っているものがガッタパーチャです。右のデンタルX-P写真はガッタパーチャが根管内を封鎖していると思われます。
今回は根管充填について書かせて頂きました。この後は土台を立てて被せ物をしていきます。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史

 

 

医療法人社団徹心会ハートフル歯科