こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、患者様によく聞かれる質問について

お答えしていきたいと思います。

シリーズ化して何本かブログに書いていくつもりです。

それでは、

今回のお題ですが、、、

「根管治療歯は長持ちしますか?」

最初に確認です。

根管治療歯=神経を抜いた歯

これは分かりますか?

きっと、ご存知の方は多いと思います。

ところで、

このような話をよく耳にしませんか?

「神経を抜いた歯は弱くなる」

実はこの話に関して完全に正しいわけではありません。

え?

どういうこと??

私も最初に思いましたwww

神経を抜いた歯が弱くなるのは、

治療によって神経の入り口、根管口まで

明示するために大きく削る必要があり、根の中をお掃除することで

根管が拡大されて薄い部分ができてしまいます。

当然、何度も再治療が行われた場合、歯質は少なくなり

そこがウィークポイント(弱点)となってしまいます。

結果、歯根破折などの歯が割れてしまうトラブルから

抜歯が起こります。

それらにより、神経を抜いた歯が弱いというイメージに

結びついていくというわけです。

それではどうでしょう、、、

できるだけ健全な歯質の部分を残し、

歯の切削量を最小限にすることができれば

少しでも長持ちする可能性は高まりますよね。

ここで秘密兵器の登場ですww

「マイクロスコープ」

マイクロスコープを使用すれば、根管治療歯でも

精密に歯質の状態を確認しながら治療できます.

歯を残せる確率がグーンと上がります。

そして、根管治療終了後に精密で強固な被せ物を

装着することができれば、その歯の寿命、

その歯が長持ちできるかどうかも大きく変わっていくことでしょう。

当院のセラミック治療は、

再現性の高い即日治療を行うことができますから

根管治療とも相性がいいと考えられます。

最後に、歯を長持ちさせるために、これも大事です!

「メインテナンス」

メインテナンスのように治療歯の予後を

定期的に確認しながら、全体的にケアしていくことで

患者様のお口全体の歯の寿命も大きく延びることができると考えております。

 

今日も一日頑張りましょう!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科