こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、、、

「根尖が壊れている・・・」

根管治療が難症例になるケースが

このようなところにあると言われています。

根尖部のマイクロスコープ拡大画像です。

根尖部に出血が見えます。

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なぜ、このようなことが起こるのか?

これは過去に行われた根管治療において、

根尖部を拡大されすぎたために、従来の根尖孔のサイズが

壊れていることによります。

この状態は、根尖孔のサイズが壊されていない状態より

当然予後が悪くなります。

また、根管充填材が根尖部からオーバーしてしまい

そこからさらに異物反応を起こし

炎症を引き起こしてしまいます。

それでは、どのように治療するべきなのでしょうか?

 

MTAを使用します!

 

MTAについて別のアプローチで書いてある

ブログもあるので、よろしければそちらもご参考に

お願い致します。

歯を救うために(1-②)樋状根MTA

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この患者様は幸いにも

出血のコントロールができたため、MTAにて根尖部を

封鎖しました。

炎症が強い場合、根管内は出血が止まらない状態が

起こります。

出血のコントロールができない場合は、

抜歯の選択になってしまいます、、、(泣)

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MTA封鎖後の術後レントゲン写真です。

拡大した根尖部に緻密に充填することが

実はとても大変なのです…(;´Д`)モォームリ

MTAが登場したことで、

偶発的穿孔や根尖破壊がされているケースなどは

ほぼ克服されたと言っても過言ではないでしょう。

しかし、MTAは的確に充填するのが難しい材料です。

操作性の難しい材料にさせているのは、

水の量のコントロールにあります。

最近は、MTAの硬化と水の関係が書籍などや講演会などを通じて理解が深まる環境にあります。

また、操作性もそれによって多少の修練によって

克服できるようになりつつあります。

最後に上記患者様は現在はかぶせ物まで装着が終わり、

メインテナンスにて予後良好で経過観察中です。

※MTAは保険診療で認められてないため、

自費治療になることをご了承下さい。

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科