こんにちは。

ハートフル歯科のドクターM

本山です。

 

今回は、、、

前回のブログの続きになります。

症例です。

27才 女性

右上6番根管治療終了後、セラミック治療を行いました。

もちろん、1Day Treatment(即日治療)です。

「Primescan」登場です!

か

さ

形成後です。

マージン部がキレイに撮影できるため、

境界部が見えやすく、精密なセラミックができます。

マージンとは歯質と修復物・補綴物の境界を言います。

は

形態のデザインが終了しました。

咬合(噛み合わせ)の調整をコンピューター上で行います。

や

わ

デザインが終了してミリング(ブロックからの削り出し)が行われます。

ここまでの所要時間は形成からデザイン、ミリングまで1時間以内です。

 

即日セラミック治療は、

「早い」「審美的」「精密」

そして、患者様の時間を有効活用してくれます。

最後に、、、

なぜ、セラミック治療を提案するのかについて

書かせていただきたいと思います。

まず最初に、自分の歯質また歯根を残したければ

セラミック治療が一番であると私は考えています。

セラミックは割れるという方がいます。(´Д`ι)アセアセ

しかし、無理な咬合がかかっている時は、

歯牙の破折の前にセラミックが割れてくれると考えれば

その素晴らしさが理解できると思います。

金属のかぶせ物の場合は金属が割れることはなく、歯牙が先に割れることは想像できるかと思います。

結果、セラミックは歯根も守ってくれます。

それならば、セラミックが割れることは問題ないと言えるのではないでしょうか…

歯根が割れた場合は抜歯になります。

セラミックが割れた場合はやり直すことができます。

歯を守る、長持ちさせるセラミックの秘密が、今回のブログをとおして、

皆様のご理解の一助になればと思います。

 

すいません、、、

もう一つ言い忘れていました。

根管治療後のセラミック治療がなぜ大事であるかを・・・それは接着力の強さです。

接着力が強いことは封鎖性の高さを表します。

根管治療の場合、再治療のリスクがありますので

細菌の侵入を防ぐことが大切です。

被せ物でお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

 

“すべては患者様の笑顔のために”

 

本山 直樹

医療法人社団徹心会ハートフル歯科