歯を救うために(3) ラバーダム防湿
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
今回のテーマは、、、
「ラバーダム防湿」です。
初診の患者様にカウンセリングする時、
「ラバーダムをご存知ですか?」
「ラバーダムを使用して治療を受けましたか?」
このような質問を私から患者様にお尋ねすることが
あります。
歯を救うために根管治療を成功させるためには、
最新機材があれば必ず成功するとは限りません。
歯科治療は「細菌」との戦いです!
根管治療で一番大切なことは、
防湿=細菌との戦い と言っても過言ではありません。
ハートフル歯科では防湿処置に二つを使い分けています。
第一選択はラバーダムです。
治療歯に新たな細菌を入れない、無菌的な環境で治療を
行うことは非常に重要になります。
そのためには「ラバーダム防湿」と言われる、歯にゴムのシートをかけ、
お口の中と治療歯を隔離する処置を行います。
ラバーダム防湿を行うことで、治療歯を細菌から守り、
強い消毒薬、器具などがお口の中にこぼれたり、
落ちたりすることもなくなり、非常に安全に治療を進めることが可能となります。
次にZOO(ズー)というものを使用する時があります。
ZOOはバキュームに接続し、歯の周囲の唾液や呼気を吸引することで乾燥・防湿状態を維持出来る器具です。
またバネが開口状態を維持しチューブが舌と頬を排除するため、ストレス無くドクター一人でも治療可能です。
ハートフル歯科では、根管治療時において可能な限り
ラバーダムを使用することを心がけています。
そして、「防湿」をしっかりとした基本に忠実な根管治療を行っています。
“すべては患者様の笑顔のために”
本山 直樹