こんにちは。

東京都三鷹市ハートフル歯科の本山です。

ハートフル知恵袋、
第5回目は「ラバーダム装着は痛くないの?」
テーマに書いてみたいと思います。

「なぜ、ラバーダムをしなければいけないのか?」

については、以前からずっと書いているので

今回はそこの部分は省略させていただきます。

先日、初診の患者さんからこのようなことを

聞きました。

「以前に通院していた歯科医院では、

 ラバーダムを使用していたのですが、
  装着時が痛くて治療よりも痛かったのです…
  歯肉が挟まれるような、爪をぎゅーっと
  たてられているような感じだったのです…」

この痛みに関しては、私もとても共感できます。

数年前にラバーダムをハートフル歯科で

導入した時に、その当時のメンバー全員、

お互いにラバーダムの装着を行ったことが

あります。

当然、私も行いました。

痛かったです…
ラバーダムをかけられた瞬間は本当に

痛かったです。

ラバーダムというのは、ゴムのシートのことを

言います。
ゴムのシートにクランプという爪のような

留め金をつけて、歯にかけます。

  

  

クランプは歯を挟み込むようにして

固定するものなので、歯肉を巻きこんで

留め金をかけてしまったり、

歯の高さが低かったり、歯の膨隆部分が少なく

留め金が滑ってしまい、かかりにくい形態の時など

には痛みが生じます。

このような場合は、クランプの種類を変更したり、
材料を膨隆部分に出して膨らみをつくることで

対応します。

どうしても難しい場合は、ズーというホース状の
防湿装置を使用します。

基本的には、私は根管治療を行う場合、

麻酔をします。

  

ラバーダムをかける時も痛いですし、
根管の清掃を行う時も痛かったりしますので
ほとんど麻酔をします。

ただ、患者さんそれぞれ痛みの感じ方が

違いますので、中には麻酔が苦手という方も

いますし、痛みに強い方もいます。

麻酔に関しては、患者さんと相談しながら

行っています。

一番大切なのは、患者さんとの

コミュニケーションではないかと思います!

“すべては患者様の笑顔のために”

今後ともよろしくお願い致します。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科