こんにちはハートフル総合歯科グループの野田裕亮と申します。

今回はいつものような情報発信とは違いますが、

院内での活動について少しお話しさせていただければと思います!

先日、お昼休みに若い研修医の先生も混じり、下田理事長によるインプラント実習を行いました。

今回はピエゾトームを使用したサイナスリフト実習でした。

ピエゾトームとは超音波によりインプラント植立前の骨削除や形成、

サイナスリフトをより安全に行うための機械です。

一般診療ではなかなかお目にかかるものでは無いため、用途や使用手順等を教えてもらいながらの

実習でした。

サイナスリフトの練習はさすがに人体ではできないため、生卵の殻を用いて実習を行いました。

サイナスリフトとは

上顎の奥歯の上方には上顎洞という副鼻腔があり、インプラント治療を行う際に骨量が

不十分な場合には上顎洞を押し広げてインプラント治療を行う場合があります。

これをサイナスリフト・ソケットリフトといいます。

上のような流れでサイナスリフトを行います。

実習では卵の殻を使い、卵殻膜を破かないようにピエゾトームにより殻を削り、

サイナスリフトキットにより卵殻膜を押し上げる。

使い方に慣れていないとなかなか削れなかったり・・・

逆に力を入れすぎると卵殻膜を破いてしまったり・・・

セミナーや会話だけでは得られない肌で感じる感覚を習得できた気がします。

うまくいくとこういった感じ。

「膜を持ち上げようと思ったら絶対破くから気をつけなさい。膜を持ち上げる意識では

なく、必ず器具で殻の裏側を感じながら、骨の形状を感じながら進めなさい。」

普段の診療でのアドバイス以上に吸収できた充実した時間でした。

診療後はみんなで仲良く卵かけご飯を食べました!

生卵を使った簡単レシピ募集中です(笑)

心も身体も満たされたお昼休みでした。

今後もハートフル歯科では医療のレベル向上のため、

定期的にDrミーティングを行なっていくつもりです!

また今後も発信していくつもりでおりますので、

いつもと違ったブログになりましたが、ぜひお付き合いください!!

医療法人社団徹心会ハートフル歯科