歯科医療情報推進機構（Institute of Dental Informations/iDi）主催のセミナーに参加しました

こんにちは
ハートフル総合歯科グループの歯科医師井上貴史と申します。
今回は、2021年7月4日(日)に歯科医療情報推進機構（Institute of Dental Informations/iDi）開催されましたセミナーに参加させて頂きました。
ほぼ一日の朝から夕方までのセミナーでした。

とても学びが多く充実した一日でした。
今回のセミナーの受講方法は2通りです。

実際の会場での受講と自宅などのオンライン受講です。今までの受講形式だけでなくオンラインでの受講なので自宅で講師の先生のご講演を拝聴できとてもありがたいです。会場までの移動時間などなく快適でした。もちろん、会場での受講は会場の空気感など会場でないと味わえない感覚があり、コロナが落ち着いたら会場での受講をしたいです。
私的には会場での受講もオンラインでの受講も両方好きです。

今回の受講目的は在宅療養支援歯科診療所施設基準研修会、歯科医療安全に関する総合的研修会、歯科医療における院内感染対策に関する総合的研修会です。
以上の内容を一日かけて学ばせて頂きました。
午前の部は、歯科医師として現在の社会的状況を通して訪問診療などの高齢者歯科を学ぶ重要性を理解しました。
そして、高齢者に多く見られる全身疾患（高血圧、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、腎症、精神神経疾患）なども勉強させて頂きました。
午後の部は、医療安全対策についてでした。
有名なハインリッヒの法則もの話もありました。
ハインリッヒの法則とは、
1件の重大事故にはおよそ29件の軽度の事故があり、さらにその背景には300件のヒアリハット（実害は発生しなかった）が存在することを法則化したものです。氷山の一角であり、その背景にはまだ認識されていない人間の「不安全行動」、もしくは「不安全状況・状態」が隠れているとあります。

日々のリスクマネージメントとしてはヒヤリハットを積み上げていくとよいと学ばせて頂きました。
次の講演は歯科医療における院内感染対策でした。
やはり、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）についての内容の講演時間が多かったです。とても勉強になりました。
一日受講させて頂き高齢者歯科から医療安全、院内感染など様々なことを学ばせて頂きました。
オンライン受講のため後日修了証を頂きました。