歯ブラシについて
こんにちは
ハートフル総合歯科グループの歯科医師井上貴史と申します。
今回は私が実際に使用している歯ブラシについて書きたいと思います。
日々、治療にあたり患者さんからの質問で使用している歯ブラシを教えて下さいと言われたこともあり今回ブログに書かせて頂きました。
当たり前の話ですが、歯ブラシはハートフル総合歯科グループの受付にも置いてありますTepe社の歯ブラシを使用しています。
TePe社は、予防歯科で有名なスウェーデンの会社です。歯ブラシ以外にも歯間ブラシ、ピック、特殊ブラシなどのいろいろな商品があります。
いろんな種類の色やデザインもあり気に入っています。
毛先の形状がよいため歯肉に当たっても痛みがなく、歯肉をマッサージしているかのように気持ちが良いです。特に歯周病予防の歯磨きの仕方は歯ブラシの毛先を歯と歯肉の間を当ててほしいです。当てる角度は斜め45度から直角の90度ぐらいがよいです。
歯ブラシの動かし方については、一本の歯を目安に細かく振動させて動かしてほしいです。二歯、三歯まとめて磨くとうまく磨くことができません。二歯、三歯を大きく動かして磨くより、一歯、一歯細かく振動させるように磨いて欲しいです。その方が歯と歯肉の細菌の塊のバイオフィルム(デンタルプラーク、歯垢)や汚れを除去できると思います。
そのために歯ブラシの毛先の形態や歯ブラシの硬さも重要です。
歯ブラシの毛先の形態や硬さが適切でなければ、歯肉に当たると痛みが出たり傷になったりします。歯ブラシを歯肉に当てて痛みが出れば当然歯磨きをしたくありません。
その点、このTepe社の歯ブラシは磨いていて心地よいため使用しています。
歯磨きの後にはデンタルフロスを使用しています。
デンタルフロスについては今のところお気に入りのメーカーや種類などは特にありません。
歯と歯との間をしっかりデンタルフロスで沿わせてバイオフィルムを除去していければよいと思います。
今回は歯ブラシについて書かせて頂きました。
むし歯予防、歯周病予防には大切な歯磨きです。
そのためにはよい歯ブラシで正しい磨き方、動かし方も大切です。
今後ともよろしくお願いします。
井上貴史