根管治療の相談-どのような時に相談すればいいの?-
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
ハートフル歯科には、毎日たくさんの初診患者様が来院されます。
根管治療の相談もたくさんあります。
そもそも、根管治療の相談の場合は
どのような時に相談すればよいのでしょうか?
今回はそのような気になる話について
書いていきたいと思います。
初診患者様の主訴の大半は下記のような内容が多いです。
①過去に何度か根管治療(根の治療)をやり直しているがうまくいかない
②根管治療で通院しているが症状が消えない、治療が終わらない
③歯の神経を残した治療を選択したい
④歯を抜かない治療を希望したい
⑤セカンドオピニオンとして利用したい
①と②は少し内容が似ていますね。
これは、主に2つのことが考えられます。
一つ目は、診断が合っているかどうかということです。
根管治療を行うことで、治癒可能な保存ができる歯であるのかどうか、、、
つまり、根管治療を行っても治すことができない保存困難な歯であれば
一生懸命頑張っても治癒には至らないという現実があります。
二つ目は、ラバーダム防湿のような無菌的環境下といった根管治療の原則に
従って治療を行っているかどうかということです。
また、先程の話にもあるように保存可能かどうかを見極められる
マイクロスコープのようなツールを用いて治療が行えているかどうか、、、
これも大事なことです。
ほぼ全員に近い患者様がラバーダムやマイクロスコープを使用した
治療を受けられてこなかったそうです。
最初の出発点が良くないために、いいパフォーマンスはできていないのです。
次に③です。
神経の温存に関しては、できるものとできないものがあります。
これは、診査・診断の結果に基づきます。
しかし、できる場合にも正しい治療をおこなわなければ
結果には結びつくことはできません。
当院では、神経を温存したいという患者様のお気持ちに寄り添って
もちろん全力で対応させていただけるように心がけています。
④は誰もが願うことですね。
これもやはり、まず最初に診査・診断です。
残念ながら全てを救うことはできません。
歯が残せるかどうかの見極めを的確に行い、それに対して
設備や技術が当院で行えるものであるかを総合的に判断して
患者様にお伝えしています。
⑤のセカンドオピニオンもよくあります。
できるだけ今現在、患者様が抱えている疑問や不安に
お答えできるように努めております。
根の病気についてお困りの方は、
是非当院まで御来院いただければ幸いです。
何かしらの手助けになれればと思っております。
さぁ、今日も一日頑張りましょう!
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹