省略しない根管治療
こんにちは。
ハートフル歯科のドクターM
本山です。
今回は、
「省略しない根管治療」です。
根の長さを知ること
つまり、歯の頭から根の先までの長さを測ることは根管治療において
とても必要かつ重要なことです。
根の長さを測る機器をEMR、電気的根管長測定器と言います。
(Electric Measuring of Root canal length)
電気抵抗の変化を利用して計測する機器になります。
この機器は実はすごいんですよ!
世界に誇る日本の発明なのです。
根管治療を受けたことがある方、お分かりになりますかね?
根管治療中、口角の辺りに金属の金具をかけられた後、
「ピッピッピッピ」「ピーーーー」と電子音が鳴っているのを聞いたことありませんか??
それです!
あっ、でもハートフル歯科のEMRは無音設定にしてあるものもあります(笑)
この偉大な根管長測定器は、正確に根の長さを測定してくれるのですが、
状況によってはエラーが生じることもあります。
そのため、実際に器具を入れた状態でレントゲン写真を撮影して、
器具の到達点にエラーがないかを視覚的に確認しています。
また、根に詰める充填材を入れて撮影することもステップごとの確認を行なっているわけです。
一つ一つ確認してエラーをなくす大切な作業なのです。
最後に、根管充填後のレントゲンは根管の適切な封鎖が行われているか、
元々の歯が持っている形を壊していないかなどを判断しています。
根管治療は以前にもお伝えしましたが、100%の治療ではありません。
治療におけるステップごとの確認のためのレントゲンという客観的な記録は、
「歯科治療という医療として最善の注意義務を行いました」
というような私たちと患者様との約束のような役割を担っていることを教わりました。
「えっ?でも、そんなに何枚もレントゲン撮って大丈夫ですか??」
至極当たり前の疑問であると思います。
そうです!
レントゲンと言えば、被曝の問題にもふれる必要がありますよね。
答えは、、、
続きは、次回のブログに書かせていただきます。
おーーーーい、次回なんかい!!
すいません(笑)
よろしくお願い致します。
“すべては患者様の笑顔のために”
今後ともよろしくお願い致します。
本山 直樹