Primescanのカメラについて
こんにちは。
いつもありがとうございます。
東京都 三鷹市 ハートフル歯科医院、武蔵野市 ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院 歯科医師 井上貴史です。
今回はデンツプライシロナ社から発売されたPrimescanと今まで医療法人徹心会ハートフル歯科南口院で使用している口腔内スキャナーのOmunicam(2013年デンツプライシロナ株式会社から発売)を使用した内容を書かせて頂きます。
カメラの大きさ、重さはPrimescanの方が大きいです。
デンツプライシロナ株式会社からの発表によると、画期的な高精度センサー「スマートピクセルセンサー」により、1秒間に100万を超える3Dポイントを処理することで、リアルなデータを作成され、Primescanは正確性の高い口腔内光学スキャナーです。
ダイナミックデプススキャン技術は、最大20mmの測定深度で、シャープさと精度を実現されました。これは、より深い位置に歯質がある症例において有効になります。データ密度でのスキャン能力により、Primescanは、まさにスキャンした瞬間から、3Dストラクチャとして見せてくれるのです。「モーションセンサー」を搭載したPrimescanは、スキャナーをホルダーから外すと、いつでもすぐに、スキャンを始められます。
また、セルフヒーティング機能内蔵により、口腔内でもカメラが曇らずスキャンを可能にします。今まで撮影する際に時間がかかっていて、読み込みが遅かった部位、例えば、最後臼歯や光沢のあるマテリアル(金属など)など、難しい状況でもPrimescanなら問題が少なく撮影が可能と思われます。
ワンショットの撮影範囲が広いため、カメラをこまめに動かさなくても、瞬時に高い精度で広い部位をモニターに映ります。
歯を守るための被せ物(セラミック、ジルコニア)で修復するために、今後症例を選択して使用していきたいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
井上貴史