こんにちは。
三鷹市 ハートフル歯科医院、ハートフルデンタルクリニック、三鷹ハートフル小児歯科歯科医院、
三鷹ハートフル矯正歯科医院を含む、
ハートフル総合歯科医院グループ 
歯科医師 本山です。
今回は、懐かしい治療法を発見したので

ご説明させて頂きたいと思います。
根管治療における最終段階の根管充填に

関するお話です。
根管治療は、根管を拡大・清掃した後に

樹脂材料(ガッタパーチャ)を用いて
緊密に根管封鎖することで完了します。
しかし、今から遡る事20~30年前には

綿栓(コットン)による根管充填(以下、綿栓根充と略させて頂きます。)

という方法が用いられることがありました。
綿栓根充は現代のセオリーである緊密さとは程遠い

かなりラフな形ではありますが、
根管内の状態によっては

良しとされていたものだったそうです。
現在では、綿栓根充を行う先生は

ほぼいらっしゃらないと思われますが、
当時はそのような根管充填を行っていたわけです。

現代における根管充填のスタンダードは

ガッタパーチャを用いた側方加圧根管充填法、
垂直加圧充填法が主流となっております。
また、最新の根管充填法としては

バイオセラミックシーラーを用いた根管充填も
学会などで報告されております。
バイオセラミックシーラーの場合は、自費根管治療になりますので

詳しくは担当歯科医師までよろしく

お願い致します。

 

 

“すべては患者様の笑顔のために”

今後ともよろしくお願い致します。

医療法人社団徹心会ハートフル歯科